昨日、ようやくひと段落して、落ち着いた。
ホント、てんやわんやの1週間だった。

午後、今週最後の仕上げとして、とある土木事務所へ、建設業の許可申請に行った。

担当の方が一生懸命書類のチェックをされている。
その最中に、私が口を挟む。
そう、世間話の始まりだ。

「○○さん、世の中は不景気みたいですよね。特に公共工事の削減もあって建設業はかなりよくないみたいですが、新規の許可申請も減ってますか?」
「アンドウ先生、そのようですね。みなさん、泣き言や弱音ばっかり吐いてはります。ところが、許可申請はそうでもないですよ。かえって増えてますね。」
「え?マジですか?そうなんですか?どげんしたとですか?(これはウソ)どうしてですか?」

ここから担当さんの手が止まり、話に興味が沸かれたのか、私との会話が白熱していく・・・

「本来なら許可の必要がない、500万円以下の軽微な工事ばっかりをされている業者さんがかなりいらっしゃいます。その方たちが許可申請に来られるんですよ。」
「ほほう。もしかして、元請からの締め付けというか要請ですね?」
「そのとおりです。許可をいついつまでに取って来い、と。そうでなかったら、次の工事は発注しない、とね。」

「なるほどねぇ。ま、法律的には許可の必要がなかろうと、許可を取っておくにこしたことはないですよね。元請の言い分もわかるし。で、そういった申請に、行政書士がわんさか来てるんですか?」
「いえいえ。やはり、手数料の節約でしょうね、ご自分で来られてますね。」
「やっぱそうですか。10万円とか20万円とかかかるもんなぁ。そうなると、説明やら出直しやらで窓口も大変なのでは?」
「そのとおりです。何度も足を運ばれるし、電話はしょっちゅう鳴るし。なかには、なんでこの書類であかんのや、とか怒る方もいてはるし・・・」

もう、このあたりでは、私の書類はそっちのけですわ・・・

「様式が定められてますのにね。申請者の気持ちもわからんではないけど、様式は守ってもらわないと困りますよね。そういう意味では、我々がこうして申請に来るのは、窓口の皆さんには歓迎されてるんですかね?」
「そりゃぁもう、大歓迎ですよ~書類も見やすいし、順序も整ってるし、なにより間違いが少ないでしょ。」
「はははのは。間違いが『ない』のではなく、『少ない』のですね。そういいながら、私も今、そこのところ間違ってますもんね。ああ、恥ずかし・・・」

とかなんとか、書くときりがないのです。
だって、15分ほど話が続いたから・・・
のどが渇いたので、終わってすぐに近くのコンビニでカゴメの野菜ジュース買って飲んだもんね。
50超えると、こういうときにも健康に気を使うんですわ。

いっぱいしゃべった中で、印象に残ったことをひとつ。

技術者関係ね。
国家資格、例えば1級建築士とか2級土木施工管理技士とか、そういう資格をもってる社員さんの話しになったときの話。

京都では巨大な会社はあまり多くないけど、担当さんが京都土木に勤務していた時に携わった中では、○○○○という会社が一番大変だった、と。
その会社は、私も見たことあるし、20数年前、産廃の会社を経営している時に営業に行ったこともある。
そこには国家資格を持った技術者が数百人、多いときには千人を超えていたらしい。

そうなると、経審のときなんかも大変で、事前に日時の打ち合わせをして、そのうえで専属に行政書士を2名ほど余分に呼んで、段ボール箱数個分の資料をチェックする。
私が「それだけで一日かかりますやん」というと、「そうなっちゃいますから大変なので、ランダムに抽出してチェックしていました。」とのこと。

ほぇ~、凄いよね。
あ、ちなみに、「ほぇ~」といっても、豚ではないよ。
「へぇ」の最上級ですわ。
比較級は「ひょぇ~」ですね。
グッド、ベター、ベストみたいな。
へぇ、ひょぇ~、ほぇ~
「ほょょ」はまた別の話。
とぐろウンチを棒でつっついたときにだけ使う最強級ですね。

その会社には、建設業許可専属の部署が設けられていて、全ての管理・把握をしていたらしい。
当然、許可申請も経審も行政書士ではなく社員さんがきていたとのこと。
社員の出入りも頻繁にあるだろうし、2級から1級へと昇格する社員もいるだろうし、1年中結構な事務作業があるんやろね。
くわばら、くわばら。
って、別に私んところに依頼が来るわけでもないのにね。

そんなわけで、ほっと落ち着いたから、誰かと美味しいものでも食べに行きたかったけど、みんな都合が合わなくて、仕方なしに息子たちに「早く帰って来い。」と業務命令メールをした。
岩倉にある『いなみ』まで「とんかつ」「ヘレかつ」「えびフライ」「カキフライ」「はもフライ」「野菜巻きフライ」を食べに行ってきた。

注文した際、どんだけ~食べるねん、という空気が店中に広がった。
しかも、私に冷たい視線が集中した。
だって、我々4人は全員180センチ級だが、息子たちはスラッとしていて、私だけがボテッと腹が出てるから。
なんせ、全て定食で、ご飯、味噌汁、たっぷりのサラダがついているんですよ。
それにビール2本とつまみに南蛮漬けも注文したから、周りの反応もうなづける。
ご飯と味噌汁はおかわりOKシステムなので、2杯分のご飯おかわりもしたし。
食った食った、食いすぎて、クッタクタ。(笑うとこですよ)

あかんあかん、完全に読んでる人を意識して書いてるわ。
これではいかんな、ねぇ、Aさん、Bさん、Cさん・・・
って、アルファベット順に全部書く気か?
XさんやZさんっているんか?

今日は先週行ったから献血に行けないし、暇やし、朝から仕事でもしますわ~
ランチの誘いを待ってるでぇ~