昨日知ったニュースで、まったく腹立たしい。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100112k0000e040045000c.html

時々こういった、行政書士の逮捕を知らせるニュースが世間をにぎわす。

この事件は、申請取次行政書士が自分の妻を架空の貿易会社かなんかの代表にすえて、それを絡ませウソの書類を作成添付し申請したんだから、故意犯で悪質やわな。
もってのほかだし、頭悪いよね。

いずれ捕まることが理解できなかったんだろうか?
己の妻を絡ませれば、自分の言い逃れはできないことぐらい分かれよな。
ま、こんな奴が人生を棒に振ろうとどうでもいいけど、ニュースになっちゃうと行政書士全体の評価に影響するもんな。
それが腹立たしい。

そりゃぁ、世の中には悪どい奴はいっぱいいるし、弁護士であれ議員であれもちろん行政書士であれ、悪どい奴は数え切れんほどいるやろ。
それぞれが、表面化していないだけ。
それを評価も擁護もしないけど、ばれて表には出るなよなとは、正直思う。

ただ、そういった故意犯はさておき、実は、知らず知らずのうちに巻き込まれるということも多々ある。
私にだって、今までに何度かそういった誘いがあった。

統一用紙による戸籍や住民票の不正請求の依頼とか、これは事件になって世間をにぎわしたけど、京都家裁の書記官による詐欺事件など。
これなんて、私のところに封書で誘いの手紙がきたほどだし。
現実に京都の行政書士が関与してしまってるし。

たかが数万円や数十万円で、犯罪に加担するとは、ホント情けないよな。
でもなあ、数年前には京都の行政書士会の役員が二人連続で逮捕されたこともあるし、なくならないんだろうね。

もうすぐテレビでドラマが始まるようだから、またまた行政書士ブームがやってくるかもね。
そういう良い意味で行政書士のことが世間に知れ渡るのは大歓迎だ。
我々みんなが地道にコツコツと良い仕事をし続け、積み重ねることで少しずつ知名度を上げ評価を得ていくことに比べると、劇的に知ってもらうことができるもんなぁ。

願わくば、破廉恥行政書士も含めて、世間に騒がれるような奴が二度と現れてほしくない。
無理な願いやろなぁ。