行ってきました、標記の研修会。
運輸支局の中にある会議室で行われ、講師も支局の担当の方だった。

実際に運用が始まればそうでもないんだろうけど、机上で説明を受けてもなかなか理解しにくいな。
資料には詳しい図解もあって、何とかアウトラインは理解できたけどね。

きっと、理解しようとするとだめなんだろうな。
そういうものなんだと、思えばよいだけ。
だって、従来の方法や様式を知らない新人さんだったら、新しい登録識別情報が当然であり、そういうものなんだから。

だから、そういうものなんだと自分に言い聞かせて、頭で理解するのはやめにしようっと。

不動産登記における登記識別情報に似通ってはいる。
不動産のほうは12桁だったかの英数字。
自動車のほうは6桁の英数字。

ただし、不動産は権利証や紙媒体がなくなりその英数字だけになったけど、自動車のほうは、紙媒体の車検証や一時抹消登録証明書に代わる通知書というのが交付されるから、電子申請だけで終結できるということではない。

大量に所有者として記載されるディーラー、ローン・信販会社などが対象だから、ま、便利といえば便利になる面もあるな。

使用者として記載されてる個人が、買ったときはA社というローン会社が所有者として所有権留保していたのに、知らない間にB社というローン会社に所有者が変わっていたということになる。

行政書士としてはどうなんかな?
仕事が増えるのか減るのか?
ローン会社などから大量に変更登録を依頼されてた事務所は、その仕事は確実になくなる。
当事者であるローン会社が独自に変更登録を一括してオンラインですることになるからね。

それ以外の、たまに登録の依頼を受ける行政書士にとっては、ほとんど代わりはないだろう。

とにかく、11月4日から運用が始まるので、一巡する2年後から本格的に稼動するということ。
それまでは、出直すこともあるかもしれないが、何とかなるでしょう。