明日で、15年かぁ。
奇しくも、カリブ海のハイチで、強烈な震災があったばかり。
阪神淡路地震と同様、被災者がかなり多いとのこと。

あの時、自分自身は家にいなかった。
武田病院に入院していた。
当時の年末年始、熱が続いているにもかかわらず、遊びまわって走り回って仕事を続けていたら、倒れちゃった。
で、1月5日に運ばれた先が武田病院だったというわけ。

2週間の入院で、退院間際にあの地震だった。
病室で、NHKのあの宮田アナの実況をずっと見ていた。
電話が通じていたからまだましだったけど、家に、家族の元にかけつけることができなかったもんなぁ。

あの前日、16日に生まれた姪っ子が、今日誕生日で15歳か。

数日前から、新聞やテレビで、震災の特集をやってる。
特に、あの時助かった人たちの現在を伝える記事には、心を打たれる。
その記事が、当時子どもだった人の場合、両親をその震災で亡くしていたりだからなおさらだ。

普段は、そのことなんてみんな忘れてる。
だから、そういった記事や番組は必要だし重要だ。
意識を持ち続けることで、地震や天災に対する備えをし、被害を事前に最小にすることができるだろうから。

ま、こんなことえらそうに書いても、自分自身、被災者の本当の痛みや悲しみは分からないかもしれない。
でも、少なくとも意識することはできるから。
明日の朝、5時46分だったか?には、目をつぶって当時を思い起こすことにしよう。