今朝は5時に起きて5時半に出発して西明石の向こうまで行ってきた。
現地に9時前でよいから、高速で行くなら7時半ごろこちらを出れば充分に間に合う。
だけど、早く出て道が空いてるうちに国道を走るわけ。

理由はいくつかあって、片道高速代金2千数百円が節約できるということもあるけど、それより高速だと見えないもの、景色だったり街の様子だったり、が国道だと見えるし感じることができるから。

国道171から国道43をひた走り、三宮界隈を越えて国道2号線になる。
賑やかな街の景色や、時間と共に増えてくる交通量。
通勤や通学の人たち。
そういう何気ない風景を見ながら走るのも楽しいですよ。

やっぱ、なんていうのかなぁ、空気や雰囲気が京都とは違うから面白いよね。

で、須磨も通り過ぎてしばらくすると、国道は左に海を見ながら走ることになる。
大学生の時、確かあの辺りに「ウェザーリポート」だったか、オーシャンビューのおしゃれな喫茶店ができて、何度かドライブで行ったものだ。
今朝はその店に気付かなかったけど、まだあるのかなぁ?

そうこうしているうちに、正面左手に明石海峡大橋が見えてくる。
国道沿いの店の駐車場に(まだ営業前。だって7時半頃でしたから)車を乗り入れ、対岸の淡路島を眺める。
眼前に見える明石海峡大橋と淡路島は雄大ですよ。
すぐそこ、つかめそうな
そこを大きな船が行きかってた。

明石海峡大橋、長いこと渡ってないなぁ。
淡路島も長いこと行ってないなぁ。
橋ができる前、フェリーでも淡路島には良く遊びに行ったから。
懐かしい、道を走っていても窓から車中に漂ってきた、あのたまねぎの香り。
一面たまねぎ畑だったなぁ。

仕事を済ませて、午前中に滋賀県庁まで許可証を受取りにいく必要があったので、帰りは高速を飛ばした。
ナビは賢いねぇ。
第2神明の玉津インターから入った。

頭の中では、そのまま第2神明を東へ走り、阪神高速神戸線になり名神へと続くだろうと考えていた。
つまり往路の上空を走る感じ。
最短距離だしね。
ただし、そのルートだと湊川とか京橋とか神戸の辺りでいつも渋滞する。

ナビは北へ向かえと指示するではないか。
阪神高速7号北神戸線を三田方面へ向かえ、という。
どうやら、北へ向かって、山陽道に入り中国道から名神へと続くようだ。
少し迂回するような遠回りだけど、大正解だった。

渋滞は皆無で、京都南インターまでちょうど1時間、大津インターを降りた時も1時間と10分ほどだった。
予想外だったね。

昼前に許可証を無事に受取り、お昼を食べようと大津の行政書士Iさんに電話をかけた。
すると、今日の2時から滋賀県行政書士会臨時総会が開催されるということだった。
彼は役員なので、その準備に忙しく私との昼食は無理だった。

が、私は一人で軽くお昼を取り、裁判所で傍聴しながら時間をつぶして、2時前に会場に駆けつけた。

他の書士会の、しかも、滅多にない臨時総会だ。
もちろん、他人(滋賀県の会員ではない)は私一人だ。
会長はじめみなさんは、快く傍聴することを許してくださった。

内容は、京都会ではない滋賀会のことだから、支障をきたすといけないので、書かないけど、すごく良い経験だったね。
参考になったし、滋賀会の方たちも温かく受け入れてくださったし。
もっとも、10名ぐらいの方々はすでに顔を知っていて、「お久しぶり~」とか挨拶から始まって入りやすかったけどね。

ただし、以前から顔を知ってる方々も、はじめは「え?なんで京都のアンドウさんがここに?」という表情でした。
みなさん、ほんとうにありがとうございました。

翻って、京都だったらどうだっただろう?
京都は昔から閉鎖的な街だといわれているくらいだから、同じように他の会の会員を受け入れてくれただろうか?

もし、私がそういう場に居たとしたら、今日のことを忘れずに心から歓迎してあげようっと。