昨日土曜日は、午前中献血に行って、昼からの他支部開催の研修会・懇親会に参加するつもりだった。

ところが、急な仕事が重なって、朝から仕事になり、喫茶店でお客さんにハンコや署名をもらったり車で走り回って、ギリギリになって研修会場のホテルへ到着した。

研修会は大手コンサル会社の講師さんの講演で、行政書士事務所として「成功」するための方法・手段・考え方などなどで、それを目指すならかなり参考になる話だった。

それ、つまり「成功」というのは、コンサル会社だから当然の考え方だけど、「大きな事務所」「大きな売り上げ」そのためには「定型化された業務の安定的な継続的な受注」を目指すこと。
そこにコスト管理や意識を徹底したりという内容だった。

「成功」とは?
答えはないですよね。
昨日の講師が言うように「人を多数雇い売り上げが大きい」事務所というのは、客観的に成功と見てもらえるだろうし言われやすいだろう。

しかし、私もそうだけど、行政書士を志したきっかけや目指すものがあって、それを達成できればその行政書士にとっては「成功」でしょう。
もちろん、自己満足に過ぎず傍から見れば成功ではないかもね。
それでも、充実した時間を過ごし、やりがいを感じ、依頼者に感謝され、何より「あぁ、本当に行政書士をやってて良かった」と自分で思えることが重要なんじゃあないかなぁ。
もちろん、自分にとって必要な分は売り上げないといけないことは言うまでもない。

ところで、他の支部の研修会っていいですね。
研修会後の懇親会でもそうでしたが、日頃顔を合わせない人たちと話ができる。
見たことない新人さん、今まで何年も顔は知ってるけど話したことのない人、などなど。
新鮮だし楽しかったし。

いろんなセミナーや異業種交流会などに「人々」が集うのが良くわかった。
人脈作りやそれを仕事に繋げるという目的もそうでしょうけど、やっぱ何より「楽しい」からでしょうね。
非日常ってインパクトもあるし。
仕事もそうだしなんでもそうだけど、「楽しい」という要素がないと続かないですもんね。

懇親会後、10名で2次会というのかおしゃれなショットバーに行った。
その中には新人さんだけでなく、私がはじめて話す人も数名いたけど、なんかしらんうちに盛り上がったなぁ。
懇親会でけっこうビールを飲んでいたので、自分で自分が「悪酔いしてしんどくならないかな」と不安だったけど、大丈夫でしたね。
もちろん、予防策を知っていてそれを実践したからかも。
それは、とにかく「しゃべる」ことです。
そして「笑う」こと。
しゃべってはしゃいで笑って汗をかいているうちはあまり酔わない。

結局昨夜はショットバーでモスコミュールを飲んだ後、ウーロン茶でしのぐつもりが、みんながワインを飲みだした。
それにつられて、白ワインを飲んだら、これがかなり美味しかったんです。
正直、生まれて初めてワインを飲んだようなものです。
結婚式とかで、ほんのちょっとなめたことはあるけどきちんと飲んだことはなかった。
続いて赤ワインですわ。
流れで赤を2杯も飲んでしまった。
赤ワインも苦味が少なく美味しかったなぁ。

そしてなにより、一緒に行ったみんなが楽しそうに、嬉しそうに酔ってる。
そういう様子を眺めるのが楽しいというか心地よい気分になるんですね。
自分だけ冷めてるとかそういう状況ではなく、一緒に溶け込んで楽しんでるんだけど、そのうえで、みんなの様子を温かく見つめるっていうニュアンスです。
年寄り臭いのかなぁ。
自分が老けたのかなぁ。
いや、そうではない。
だって、心底楽しめたから。

自分ではありえないほど飲んだことになる。
が、天井が回ることも気分が悪くなることも一切なかった。

今朝も早く目覚めて気分爽快です。
5時半ごろ起きて花に水をやろうと表に出ると、風が爽やかで「秋風」みたいな感じだった。
空はまだそれほど高くなかったけどね。
きっと、もうすぐ秋になるぞ。
いらない夏が過ぎてくれそう。