ボルト凄すぎる

　安藤さん、こんばんわ。シェーキーズもいいですが、私は木屋町通の長浜ラーメンみよしが好きです。
　入国管理局申請取次行政書士とは何ですか？行政書士の資格を取った後に、また試験を受けて取得するものですか？

ハルヒさん、おはようございます。
長浜ラーメン、私も夜遅く時々行きますが、昼間は営業していないかも。
京都のことを良くご存知ですね。
申請取次者に関してですが、試験ではなく、専用の「研修会」を受講する必要があります。
東京、大阪、名古屋などを順番に回って年間を通して開催されているものです。
京都の行政書士なら近いのは大阪開催なので、皆さん急ぎでない場合は大阪で受講していますね。
ただし、新規に申請取次者になろうとする場合の研修会が大阪で行われるのは年に１回、９月です。
また、３年更新なのですが、更新しようとする者が受講する必要がある研修会は、大阪ではやはり年に１回６月です。
あ、そうそう、新規用と更新用の２種類の研修会があるんですよ。
その研修の後「効果測定」という軽い試験のようなものがありますが、現在のところ点数にかかわらず修了証をくれるので、０点でも問題ないです。
私は答えを書くのが邪魔臭いのと、試験問題がナンセンスな内容なので、いつも名前だけしか書きませんね。
つまり白紙答案ですわ。
入国管理局が出題や採点、それ以前に制度や研修会を管理されているなら本気で取り組み１００点を取りますが、同じ立場の行政書士たちに出題され採点され評価されるというのが気に食わないのです。
もちろん、ハルヒさんにはお奨めはしませんが・・・
その機会が来たら、是非全力で回答してくださいね。
そうして、その研修会の終了証も含めたいろんな添付書類を添えて、行政書士会を通じて入国管理局に申請し、「申請取次者証」というピンク色のカードの発行を受けるわけです。
これがないと、入国管理局での仕事はできません。
正確に言うと、なくてもできます。
ブローカーのように本人を連れて行って本人申請をすれば事足ります。
が、我々の存在価値や存在意義は別のところにあります。
それはここでは書きませんが、ひとつ一番単純な点は「外国人本人」が入国管理局に行く必要がないという点でしょうね。
つまり、仕事をわざわざ休まなくても良いということです。
もっと深いいくつかの点は、ネットでは書きにくいので省きます。
最後に、以前は行政書士だけが申請取次者でした。
もちろん、雇い主の企業の社員とか留学先の学校関係者とか専門職以外でも申請取次者の登録を申請してカード（色が違う）の発行を受けてる人は以前からそして今もいますよ。
専門職としては行政書士だけだったんです。
が、昨年だったか一昨年だったかに弁護士も認められて参入してきました。
今どれぐらいの数の弁護士が申請取次者として登録しているか、私は知りませんが、弁護士の数がドンドン増えてる中今後は間違いなく申請取次弁護士も増加するでしょうね。
何度も同じ事を書きますが、ハルヒさん、ぜひとも行政書士になってください。
そして、京都で登録し、一緒に仕事をしましょうよ。