昨日の夕方、携帯が鳴った。
知り合いの行政書士の名前が画面に表示された。
若い新人さん3人が一緒で、研修会が終わりこれから食事に行くところだけど、一緒に行きませんか?との誘いだった。

嬉しかった、メッチャ嬉しかった。
いつもいろんなメンバーで食事に行ってるけど、行政書士が集まって食事に行くことも結構ある。

何かで集まってるそのときの流れだったり、私から誘ったりが多い。
若手の人たちから、そこにいない私を誘ってくれたことが、とにかく嬉しかった。
もしかしたら、初めてのことかも。

夜から予定があったけど、たいしたことでもなかったので即座に予定を変え、西院で合流して4人で「ロクロク」に行った。
そこでわかったことは、私が落ち込んでるようなので、誘って励まそう、的な感じだったらしい。

落ち込んでたわけではなく、ムシャクシャしていて何か気分転換をしたかっただけなんですけどね。
っていうか、私は落ち込まない。
「ダメだこりゃぁ」とか「えらいことやぁ」とか「どないしよう」とか悩んだり落ち込んだりしない。

そりゃぁ人間ですから、そういう状況の時もありますが、私はその際、そういう状況だとは認めないから。
「気のせいだ」とか「いやダメなことではない」とか「全然えらいこっちゃぁではない」とか「どないしようなんて、どないもこないもないがな」というふうに無理やり思うことにしているから。

たとえば風邪気味で熱があるときにも、「単に体温が高いだけだ」とか「体がだるくて重いけど、ま、そういう日もあるわな」とか思うことにして、無理やり動いているうちに風邪なんてどっかに行っちゃうから。
病は気からともいうしね。

にしても、落ち込んでいるのではと気にしてくれて、んでもって、誘ってくれたことがものすごく嬉しかった。
おまけに6時から11時前まであっという間に時間が過ぎるほど、いろんな話で盛り上がったし。

みんなの苦悩がよくわかる。
手に取るようによくわかる。
同情でもないし余裕からでもない。
なかなかうまくいかない、その「はがゆさ」や「閉塞感」や「もがき」などが純粋にわかる。
だって、自分も同じような感覚を持ちながら過ごした時期があったから。

ただ、それを打開する正解というものがない。
的確な返答ができないから、こちらも励ますしかない。
みんな努力はしている。
頑張っている。
それぞれ方法・やり方は違っても、もがき苦しみ這い回っている。

前向きに動いている中で、何かのきっかけや幸運に接して少しずつ視界が開けていく。
後で振り返れば、「ああ、そういうときもあったな」と思える時が必ずくるはず。
試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ上向いていくしかない。

一足飛びに成功している人もいるだろうけど、一般的にはそうはいかない。
あまり結果を急いではいけない、でも、早く結果が欲しい。
その辛さを乗り越えるしかない。

本当の意味で力になれる「何か」ができればいいんだけどな。

一人ひとりに場面場面で力になるということは現実的には無理がある。
やはり、環境、つまり行政書士全体を良くすることが究極の答えだと思うので、私は自分なりの考えとやり方で、そこへ向かっていきますよ。

それはそうと、昨夜「仕事を呼ぶ幸福の女神」であるIさん(男ですけどね)も一緒だったから、結局今日も今まで仕事だった。
ジンクスは続く・・・