昨日は、年に一度の行政書士会定時総会があった。
会社でいうところの株主総会のようなもの。
また、そのうち2年に一度は、役員改選で会長選挙もある。

2年前と昨日、私は会長選挙に立候補した。
結果は惨敗です。
現職会長159対私42でした。

もっとも、私の中では、すごいという結果なんですね、これが。
というのは、先方はかなりの選挙運動、多数派工作をしていて、117名の推薦状を作成し、会員たちにファックスするなどしていた。

それはそれで、かなりの努力であろうし、私なんぞはとてもじゃあないけど真似できませんな。

その117を159から差し引くと、なんと私と同じ42票です。

ある意味、無理やりこじつけですが、当日どちらにしようかななんて考えてやってきた人たちの数は全く同じだったということ。(?)

この数字に気がつく人はおそらく皆無でしょうけど、新執行部にはこのことを踏まえて、透明性のある公平な会務運営をしてほしいな。

言い訳でもあり負け惜しみでもあるけど、勝てるなどとは思ってもいない。
ただ、ある「思い」から、そういう行動に出ているだけ。

自画自賛だけど、その「思い」は、確実に実現しているし、もう私がピエロ役を演じる必要もないかな。

その一部を書くと、昨日の参加者は、199名だった。
私が最初に立候補した2年前は170名ほどだった。
3年前までは、選挙のある年が120名とか130名とか。
選挙のない年は100名ほどだった。
ちなみに、上に書いた選挙の票数と参加者の数が合わないのは不在者投票制度があるからです。

いろんな要素で参加者が増加しているんだろうけど、その一端を担っていることは間違いないだろう。

また、立候補者が一人だと、選挙なし(これは当然ですな)で決まってしまう。
信任投票制度がないからね。
これはいただけない。

そこを何とか変えたいし、それより何より対抗馬が出るべきだ。
そのほうが盛り上がるし、みんなの関心も高まるであろう。
2年前までは6年連続で立候補者が一人だけで、選挙がなかったから。

「こんな私でも立候補しているんですよ」「志のある皆さん、ドンドン立候補しましょう」みたいな。

ここだけの話、負けるとわかっていて、立候補をするというピエロ役を演じるのは、結構勇気と根性がいりますよ。
ま、私は自分自身にゆるぎない自信があるから、また、ピエロ役を演じようとも、理解していてくれる仲間がいるから、全く平気なんですけどね。

そういう意味では、780名の京都の行政書士の中では、オンリーワンかも。

私が唯一尊敬するO副会長が、閉会の挨拶の中で(彼はやはりすごい人で、私の立候補の趣旨をほぼ見抜かれていて)私のピエロ役を労ってくださった。
それだけで、報われた。
もちろん、応援してくれた42名の皆さんがいたことも嬉しかった。

今回、事情で副会長を降りられたが、いつか会長として戻ってこられるであろう。
間違いなく。
その時は、私は粉骨砕身お手伝いする。
いや、したい。
副会長でも理事でも部員でも何でもいいから、彼の元で会の為に手伝いたい。

もっとも、Oさんが「アンドウ、お前何か手伝え」と仰ってくださることが大前提ですけどね。

ま、何はともあれ楽しかったし、盛り上がったし、総会としてはそこそこ良かったんじゃあないかな。

それより今日は、親しい行政書士仲間の結婚式。
朝から3次会の夜まで、幸せな一日を楽しんできますよ~