ここんところ、建設業の新規許可申請が続いている。
個人から法人成りもあるし、既存の法人もある。
こんなご時勢だからこそ、積極的に体制(許可など)を整えていくのは良いことだと思いますね。

若手から良く聞かれるのは、どういう方法で仕事を取ってますか?
どうすれば仕事がきますか?

私の場合は、ざっと、電話帳1割、道路から見える大きな看板1割、私のお客さんからの紹介5割、他士業からの紹介2割、その他1割という感じかな。
その他ってなんだろう?
ニュアンスっていうやつね。

ホームページは持ってないから、そこからの依頼はもちろんゼロだ。

若手ができることとして、看板は立地条件のこともあるから状況次第では無理として、電話帳はすぐに掲載できる。
ホームページもその気があればすぐにできる。
他士業との交際、交流を広げれば、これも徐々に広がる。
ギブ&テイクで紹介されるはず。
自分のお客さんからの紹介は、地道にお客さんを増やしていくしかないから、時間はかかるが誰でもいつかは増えてくる。

ま、あたりまえのことかな。
誰に聞いても同じような返答でしょうね。

ひとつ、あたりまえのようで、案外そうしていない人も多いことを書こうか。

それは、事務所の電話について。

ほとんどの行政書士が独りでやってる。
ということは、外出した際、自分に代わって電話に出てくれる人はいない。

ということで、自分の携帯電話に転送すること。
これは、はずせないはず。

転送に係る電話代やボイスワープのオプション費用という少しのコストは仕方ない。
事務所にいない間に、もしかしたらじゃんじゃん依頼の電話が鳴ってるかもね。

あと、土日に仕事をするかどうかは個人の勝手だけど、少なくとも上記の転送をかけることで、電話を受けることはできるよね。
その際、相談に乗ったりアポの約束をしたりしてもよいし、後日あらためての連絡やアポを約束すればよい。

私の経験でも何度もある。
土曜日や日曜日の依頼の電話。
「何軒かの行政書士に電話したけど、全て留守だったりでつながらない。やっと安藤さんが出てくれました・・・」とね。
こういう場合は必ず依頼になりますから。

で、本日のお題。
許可申請の依頼で打ち合わせをしていても、また、無料相談会などの相談の時でも、私の場合、話しを広げる広げる。
それが持ち味だからね。

そんなとき、「え、行政書士ってそんなこともできるんですか?行政書士ってそんなことも知ってはるんですか?なんでもできるんですねぇ」
みたいなことがよくある。

「行政書士がそういうことをする人だとは全然知らなかった」
みたいなこともよく聞く。

う~ん。
カバチタレのブームもとうに過ぎたし。
どうすれば行政書士の知名度が上るのか?
行政書士という名前すら知られていないから、何をする人かなんてのはもっと遠いなぁ。

こんなに素晴らしい資格なのにね。
こんなにやりがいのある資格なのにね。
こんなに感謝される資格なのにね。
こんなに儲かる資格なのにね。(これはやり方によるけどね)

行政書士道を邁進して、知名度をもっともっと上げるのだ。
自分自身に返ってくるからね。
コツコツ頑張るしかないか。
それを行政書士みんなが頑張れば、いつかきっと「へえ、行政書士なんですか」「さすがは行政書士さんですね」となるだろうな。

早くそうならないかな。