今日は午後から、申請取次者を対象の研修会があった。
午前中あちこち走り回って、昼食はコンビニで買ったパンを研修会場で開催前に食べた。

午前中に、ある許可申請の提出もしたのだが、事前に要件面で少し問題が指摘されるだろうなと考えていたところ、やはり受理はしてもらったが、追加書類を提出する必要がある。
詳しく書けないが、なかなか困難な書類内容だな。

逆に言うと、我々行政書士の腕の見せ所でもあるんだけどね。

一般的にどんな許可申請でもすんなりいかない場合は追加書類の提出を求められる。
だいたい問題点を補完する疎明資料のことが多いかな。
その追加書類がクリアできれば許可がおりるし、クリアできなければ当然不許可・不交付になろう。

そういう発想で言うと、特に入管関係なんかは、追加書類の指示があることはよい兆候でもあるといえるかも。
私はそう捉えてる。

午後からの研修会は、なんというか不完全燃焼。
いろんなレベルの受講生に対して行う研修会の限界を見た感じ。
事務的には大変だけど、やはり対象者をレベル別に分けて、それに応じた研修会を複数回開催する必要があるのかもね。
でもまぁ、会のほうの考え方は「みんな仕事をしてる中でのボランティアでやってるんだから、なかなか負担が多い方法はできない」だから、期待薄だな。
それも仕方ないのかも。

会費をド~ンと高くして、会の予算を劇的に増やして、講師や運営スタッフにちゃんと報酬を支払い、中身の濃い研修会をするという方法もあるけど、なかなか会費を上げることはできない現実もあるし。
会費を上げると払えなくてやめる会員もいるだろうから、総収入は大して増えないだろうという意見もあるし。

でもやっぱり、個人意見としては、会費を今の1ヶ月6千円からグンと上げて、1ヶ月3万円ぐらいにしたらよいと思うな。
5倍に上げれば会員が半減しても総収入は2.5倍だし、会員の質も向上するだろう。
これは逆転の発想で、質の低い会員が高い会費を払えずに辞めていくという結果、全体の平均的な質が高くなるという意味。

いろんな不祥事や違法な事件が後を絶たない行政書士業界の現状では、短期間に会員の質を向上させるのは難しいから、何かとんでもないくらいの劇的な荒療治をするしかないのかも。

執行部を見てもあえいでいる行政書士を見てもホントつくづくそう思う。
お先真っ暗とまでは言わないけど、決して明るくはないな。