昨日の祝日は、NPOアスクで行ってる「わいわいおやこクラブ」の行事として、親たちが勉強をしている間、小さな子どもたちを連れて、京都国際マンガミュージアムへ行ってきた。

こんなご時勢なので、万が一にも何かがあってはいけないので、大学生のボランティアスタッフのみんなにも手伝ってもらって、マンツーマンの体制で午後から夕方まで過ごした。

それにしてもすごい人数の客だったな。
施設名はミュージアムだけど、来てる客は博物館の見物というスタンスではなく、単にマンガを読みに来ているだけという感じだった。
読書スペースに限らず、廊下、階段、外の広場・・・
あらゆるところで、思い思いに立ったまま読む人、座って読む人、寝転がって読む人・・・

家族で来ていても、それぞれが何冊も抱え込んで一心不乱に読んでいるから、当然会話がない。
結果、館内も広場も静かだった。

展示品など博物館っぽいコーナーもあるんだから、みんな見てまわってあげないと・・・
外国人の観光客は、キチンと見てまわっていた。
もっとも、マンガの字が読めないからかもね。

マンガ喫茶やインターネットカフェだと、半日、一日過ごすと数千円必要か。
それが、ここマンガミュージアムだと、500円で一日中過ごせる。
しかも、外へ食事に行こうと、お茶しに行こうと何度でも再入場可能ときたもんだから、安いものだ。
みんな上手な過ごし方をしているな。

そんななか、私は非常に良かった、嬉しかったことがふたつあった。
一つは、もともとここは小学校か何かのようで、館内階段に小学校のものがそのまま使われていた。
昔懐かしいあの「匂い・空気」がそのままで、40年前にタイムスリップしたようだ。

もうひとつは、紙芝居の実演だ。
一日に数回演じているようだったが、これがなかなかのものだった。
もちろん、メインは、そう、あの定番「黄金バット」だ。
「ふ、は、は、は、は、・・・」
よかった。
子どもたちも食い入るように見ていた。

前後で水あめや型抜きも販売していて、群がっていた。
とくに型抜きを受取ったら「これ何?どうするの?」と、子どもたちが聞いてきた。
みんな見たことないらしく、少しなめてやりやすくする「裏ワザ」を教えたりして、楽しい時間だった。
あっという間に、小さな園児もぐずることなく、4時間が過ぎた。

紙芝居の中で、今はやりの4コマ紙芝居というのも演じられて、その中でも面白かったのが、
「桃太郎?」だった。
これはいける。
将来、孫ができたら、是非連れて行こう。