よく受ける質問というか相談に、事務所をどこに構えて行政書士を開業すべきか?というのがある。
答え(正解)はないでしょうね。

単純に考えれば、仕事のあるところ、つまり、できるだけ都会でということになろう。
東京が一番だし、関西だと大阪でしょうね。

東京で開業している身内の弁護士が以前私に言った。「兄さん、東京にきませんか?仕事ならいくらでもあるし、私の事務所でも行政書士が必要です」と。

私は京都で生まれて京都が好きだし、他所へ行く気は毛頭ないので断ったが、現実に東京では数千万円の売り上げの行政書士はザラらしい。
もちろん、補助者や事務員を雇う必要があるから、純利益はそれなりでしょう。

東京は家賃や物価も高いけど行政書士の報酬単価も京都と比べて高いらしい。単純に何年か頑張ることができれば、結果としては売り上げや儲けは京都の比ではないでしょうね。

では身近なところでは、答えは「大阪」となるべきか?
どうでしょうね。
「地の利」というのもあるかも。
京都の人間が大阪で開業するなら事務所家賃もそれなりにかかるし、通勤にもお金がかかる。
また、人脈など白紙の大阪では軌道に乗るまでに長期間を要するでしょうし。

やはり答えというか正解はないのかも。
結果論にならざるをえないだろうしそれは答えとはいえない。

少し前に京都の北部の行政書士と話していた時に、彼は携帯電話のスケジュールで今日するべきことを管理していた。
覗き込んで驚いたことに、その日するべきことが40以上詰まっていた。もちろん仕事だけで。

私も忙しい日や時期はあるが、それでもその日にするべきことはせいぜい5とか10までですよ。
正直すごいなと思ったしそう伝えました。
しかも郡部の町ですから。

上には上があるのはあたりまえ。
それにしてもやり方一つで状況が一変するんでしょうね。

ま、そうはいっても私は人を雇うつもりもないし、そんなに金儲けをしたいわけでもないので(負け惜しみに聞こえるでしょうが本心です)、現状で充分ですが、新人の皆さんには、どうか工夫を重ねてほしいものです。

デルからのメールで19インチモニターが二つついたPC(スペックもかなりのもの)が送料無料で6万5千円とのこと。
本体は2万5千円換算になるから目茶苦茶安い、欲しい。
ポチッとクリックするために、少し金儲けしないとね。
頑張ろう。