昨夜はお客さんに食事に誘われて、久しぶりに京都の繁華街へと出向いた。
この社長さんは、女性ですが、バリバリの経営者でありビジネスマン。

2年ほど前からずっと食事に誘われていたけど、なかなか機会が合わなかった。
美味しい料理とお酒を堪能できた。
なにより、普段話しできない、話し足りない相談やアドバイスなどなど、ゆっくりじっくり会話を楽しめた。

カウンターで食事していると、私の右横に白人男性が一人でやってきた。
店員さんに英語で注文している。
欧米か!

ふと目が合った。

ここからは、私のわけの分からない英語と彼の流暢な英語での会話・・・

「あなた、どこからきたあるか?」
「おお、ハロー。私はイングランドのマンチェスターからです。」
「イングランド!グレート。ベッカム、パクチソン私知ってまぁす。」
「彼たちはいいプレイヤーです。あなたはイングランド行きましたか?」
「ノーノー、行ったことないです。海外はハワイと韓国だけです。イングランドもイタリアも行ってみたいです。」
「私の国イングランド、いいところいっぱいあります。機会があれば是非きてくださいね。」

「わかりました。ところで京都へは観光で?」
「ノーノー、ビジネスです。ただし、今週末は観光を楽しみ、来週は仕事をします。」

この時点で、女性社長は目を白黒させてアングリしている。
英語での会話に驚いたというより、なぜ私の英語が相手に通じているのかが不思議だったようだ。

「今日はどこかのテンプルとか見てきましたか?例えば、清水寺、金閣寺・・・」
「ノー、今日はどこも行ってないです。明日廻ろうと思っています。」
「そうですか。昼間もいいけど、今はライトアップしてるから夜もキレイでいいですよ。」
「おお、是非そうしてみます。」

「京都の印象はどう?」
「皆さん、優しいし、町もきれいですね。日本にいる私の友達、東京や北海道などにいるんですが、かれらはみんな京都がいいよと教えてくれました。みんな、京都が好きね。」
「そうですね。大都会でもないし田舎臭くもないし。適度に洗練されてるかな。」

「あなたたちは恋人ですか?」
「おお、そう見えますか?残念ながら、私のクライアントと私はアドバイザーですよ。今後は分からないけどね。」
「そう、いい感じですよ。ハバグッドタイム。」
「サンキュー、ユー、トゥー」

久しぶりに「出たー」っていう感じ。
私は時々、外人さんを見かけると声をかけちゃうんです。
横で聞いていた女性社長は、実は英語ができると後で話してくれた。

「アンドウ先生、あなたメチャクチャね。でも、彼はあなたの言葉を理解してしゃべっていたわよ。ある意味素晴らしいこと。ちょっと、いや、かなりビックリしたわね。」
「外国語なんて根性でどうにかなるんですよ。世界は一家、人類はみな兄弟ですわ。」

2時間ほどがあっという間に過ぎ去った。
お客さんは、この後大阪まで人に会いに行くということであわててタクシーに。
私はその後、別の知り合いと合流して、場所を変え、深夜までワインや日本酒を楽しみました。

昨夜は、食事の店も、バーも結構繁盛していた。
そして、四条界隈は人が多かったね。
年末に向けて、町が賑わいだした。

それにしても、今朝起きた時、久々に頭が痛かったな。
午前中は仕事頑張るで~