昨日は、ひと・まち交流館の10月分の会議室の予約抽選会に参加してきた。
我々のNPOアスクが毎月第一土曜に行っている無料相談会の会場を予約するため。

毎月1日に3ヵ月後の会場予約を、一斉に希望者が集って、行われている。

ここんところ、いつもは50組前後の参加者だったが、昨日は64組も来ていた。
つまりそれだけ希望日時・希望会場の競争が激しいということ。

10月は「芸術の秋」「文化の秋」だから多かったのかなぁ。

朝9時から9時半までの受付時間の間に来た順に名簿に名前(団体名)を記入する。
その順番にくじを引いて、その引いたくじの番号順に会場予約ができるわけ。

なんとしても若い(小さな)番号を引きたい。
くじ運が試される時だね。

私が9時過ぎに会場に入ると、もうすでに多くの人が来ていた。
すると、知り合いのNPOの女性が私を見つけて声をかけてくださった。
おかげで、2時間ほどかかる抽選会が退屈ではなくなった。
途中でもう一人仲間の女性も来られたから、3人で話をして過ごせたから。

その女性曰く「アンドウさん、私は予知能力があるの」

「へえ、そうなんですか」

「そうなのよ。こういったことがあると、今日は当たりそうな気がする、とか感じるのよ。そのときはやっぱり当たるのね」

すると、もう一人の女性が「ほんとにそうなのよ。私、何度も見てるから」

「ほぇ~ところで今日はいかがですか?小さい数字引きそうですか?」

「今日は全然ダメなの。全く何も感じないから、多分ダメだわ」

私は半信半疑でしたが、抽選の結果その方は見事に59番をゲットされました。
64番中59番だから、もうほとんどハズレです。
逆の意味で予知能力が当たっていました。
ス、スゴイ!
予知能力ってあるんやぁ!
私もデジャブゥ的なことがよくあるから、やっぱあるんやろね。

ところで、抽選の途中で、不祥事が発生した。

ひと団体一人だけが抽選できる。
当然ですよね。
でないと、何人も連れてきて、よい番号だけを生かすことができるから。

あるいは、架空の団体名を名乗って複数人で来て、本当の団体に一番若い番号を交換して渡すなどの不正も横行したから、今はそういうことができないように工夫されてきた。

ところが、昨日はある団体が二人記入していた。
担当者がそれに気付いて「ひと団体二人目はだめです」と発言すると、5人ほどで来ていたその団体の一人が「じゃあ、事務局という名で行こう」とか発言したのがみんなに聞こえた。

それを許したらあかんよね。
でないと、みんな「○○チーム」とか「○○部」とかいくつかに分けて同じ団体が申し込むことになり大騒ぎになるから。

なのに、昨日は担当者たちがそれを認めてくじを引かせたから、そりゃあもう大変ですわ。
会場がざわつきだした。

私の横の男性が「あかんわなぁ」とか言いながら私を見る。

私の前の男性が「あれはずるいよねえ」と言いながら、やはり私を見る。

ひとつ向こうの隣の女性も「あんなこと許せないわよね」と言いながら、やはり私を見る。

みなさん、初対面で知らない人だ。
「え?これって、私に文句を言って来い、ということ?」

私にはそうとしか聞こえないよね。

「あなた、でっかい図体して、早く文句行ってきなさい」
とか
「あなた我慢できないでしょ。文句いいたいんでしょ」
とか
「我慢は体に毒よ。正義の味方になってきなさい」
としか聞こえない。

もっとも、私は、こういう不正に対して我慢できないタイプでもあるけど。

もしかしたら、その我慢できない病が顔に出ていたのかなぁ?
だから知らない人たちが私のほうを訴えかけるように見たのかも?

当然、そこから私の独壇場の始まりですわ。
64団体、約100人の中に私の声が響く響く・・・

ASKのみんな、ゴメンね。
名前を伏せるのは卑怯だから、名乗って発言した(文句を言った)からね。
ASKが目をつけられたかも。
でもいいよね。
だって、正しいことをしたんだから。
いうなれば、正義の味方ですよ~

その後の修羅場は書きませんが、救いだったのは(嬉しかったのは)、私が声を荒げた時に周りから「そうだ、そうだ」「そのとおりや」と言う声が上ったことですね。

それにしても、どうして役所の人ってああなんでしょうね?
担当者は、おそらく京都市の役人だと思うんです。
だって京都市の施設だから。

うやむやにしようとするし、説明しないし、力や長いものに巻かれようとするし・・・

ま、個人的にはスッキリしましたけど。
損得関係なく、それが私の持ち味だからね。
ASKのみんなに迷惑をかけるのは本意ではないから、もし迷惑がかかったら「ゴメンネ、ゴメンネぇ」と素直に謝ろうっと。

それにしても、なぜいつも私にはトラブルが降りかかってくるんやぁ?
ややこしい仕事もぎょうさん依頼が来るし?
でもまぁ、それを「楽しんでるけどね・・・