運命の出会いかどうかはわからない。

偶然なんてなくて、それらは実は必然なんだという人もいる。

昨夜、ワクワクするような、ある進展があった。

実は、5月に「この人はすごいな。かっこいいな。」と思える人に出会っていた。
私より年長の男性です。
トータルの人間性ですね。
頭がよくて、優しくて、もちろん「できる」人で、面白いくて、オーラもでてる。
私がそう思える人との出会いは、10年以上ぶりです。

しかし、負けず嫌いの私は、敢えて、その方が名刺を差し出されたときに名刺交換どころか会話や接触すら自ら拒んでいた。

それから数ヶ月経過して、少し前に、その方が主催された異業種交流会に参加する機会が訪れた。
私は、200人の中の一人だから、それほど絡めたわけではないけど、5月のことを覚えてくださっていたこともあり、挨拶はさせていただいて、その際、名刺を受取っていただいた。

5月に名刺を頂戴した際に、私が「持ってきてないんです」とウソをつきお渡ししなかったのは、交換することでその方の凄さを認めてしまい、自分の負けを認めてしまうのがいやだったから。

しかし、交流会の時は、素直に負けを受け入れることができた。
う~ん、負けず嫌いの私が負けを認めるとは、どういうことなんだ?
その方は、きっと、そういう素直な自分をさらけ出させてもらえるほどの「何か」を持っておられるんでしょうね。

そして、昨夜、まわりまわって仕事がらみで、その方が所長をつとめておられる大きな事務所へ打ち合わせに行くことになって、行ってきた。

これって、明らかに運命でしょう!
ありえない展開から、そこへ私が行って、ある案件に双方が絡むとは・・・

打合せを早々に終わらせ、その後いろんな話をさせていただいた。
楽しかったなぁ。
なんていうのかな、ただ単に面白いとか楽しいとかではなく、魂がスキップしてウキウキするような、そういう時間だった。

ありがたい言葉も頂戴したし、それでも今後の展開はどうなるかわからないけど、とにかくなんとも言えず「運命」を感じた。

一緒に仕事をする機会なんてなくても、その方とまた会える、いろんな話を聞くことができる、それだけで、自分自身が大きく成長できる、考え方や視野が広がる、そういう時間が今後持てるかもしれない。
それだけで、充分なんですね。

そこを出た後、とある食事会へ仲間一人とともに行ったけど、私のテンションは異常だったに違いない。
もうねぇ、ハイなんてもんじゃぁなかった。

運命の出会いになるか、いや、するかどうかは自分次第だろうな。

ただ、楽しいだけを続けてそれで終わるか、自分の素晴らしい成長につなげるか、どっちにしようかな。