三嶋亭のステーキ食ったどぉ

　安藤さん、こんばんわ。ステーキと言えば、花見小路通に１万円のステーキを出す店がありますよね。英語でメニュー表出してます。
　ネットで行政書士の情報を収集すると、情報が錯綜しており、行政書士は稼げる資格なのかそうでない資格なのかわけがわからなくなります。一体何が真実なのでしょうか？

ハルヒさん、京都の情報をあれこれご存知なんですね。
その１万円ステーキは安いという意味でしょうか？高いという意味でしょうか？
もちろん、場所、店のつくり、サービス、味、トータルの質などコストパフォーマンス的にどうなんでしょう？

ところで、前にも書いたと思いますが、ハルヒさんの目的や目標がどこなんでしょう？
稼ぐことが目的なら行政書士でもいくらでも稼げるでしょうね。
やりたい仕事でなくてもよいなら、という意味です。

もちろん、稼ぐことが目的なら違う職業・商売のほうが早いでしょうし、行政書士を目指しているということは別のところに目標があるはず。

あたりまえのことですが、行政書士を含めた士業でもそうですが、例えば魚屋でもうどん屋でもラーメン屋でも繁盛店とそうでなく廃業するところがあります。

稼げるあるいは稼げないと情報が錯綜していることは「真実」ではなく「事実」ですね。

稼いでいる行政書士も多くいますし、反面廃業していく行政書士も多くいます。
後者のほうが多いのも事実ですね。

でも、自分にとって必要なだけ稼ぎながら、社会貢献をしているとか依頼者に喜んでもらっているとか自分の目標に到達している・到達しようと努力しているとか、そういう行政書士も多くいると思いますよ。

ただ、一点だけ情報収集する際に気をつけるべきことがあります。
たとえば、「平均」とか「現状」とかいう場合です。

行政書士業界は特殊な一面もあり、「特認」といわれている人たちがかなり多くいます。
役所に勤めていた人たちが退職後や定年後に無試験で資格がもらえて、開業しているんですね。
もちろん、中には（かなり少ないが）優秀な人もいますが、ほとんどが言葉は悪いですが使い物にならないですね。
長い役所勤めがそうさせるんでしょうね。
年金などで収入はあるので「肩書き」「名刺」だけがほしいし、それで満足している。
向上心がないということです。

そういう人たちは仕事ができない・こない・しないんですね。
平均や現状にはその人たちの分も含まれちゃうから、本当の意味の実態とは乖離しています。

そのあたりも加味して判断してください。
そういう意味では、行政書士の人たちに会って話を聞くほうが、ネットで情報収集するよりよっぽど事実をつかめますね。
だってネットの世界って「うそ」も多いし、書きたい放題ですもんね。

なにより行政書士になりたいんでしょ？
稼げるかどうかなんて今の社会どの職業でも本人次第ですから。
もちろん、運や環境など努力ではどうにもならない部分もあるけど、それでも切り開いていくのは自分ですから。

ハルヒさんがどのような方でどこまで本気か分かりませんが、京都に寄った際連絡くれれば、私も含めて何人かの話を聞ける場をセッティングしますよ。

人生は一期一会です。
このブログのコメントでのやり取りも、そのうちのひとつですから歓迎しますよ。