かつて、いつも肝に銘じていたことがある。
それは、人を悪く言わない、人の悪口を言わないことであった。
いつも人の悪口ばっかり言う人を見て「なんていやな奴だろう。人のフリ見て我がフリなおそう。あんなふうにはなりたくないな」と思っていた。

ところがどうだろう。
最近、事あるごとに、人の悪口を言っている自分がいる。
酒の席の話題で、みんながある人を悪く言ってる時に同調することも含めて。
そのときはそれが楽しいし、盛り上がるのは間違いないけど。

最近知り合った人がいて、その人はすべての人を褒めるし、良い点を見ようとしている。
その人と接していて、ふと気がついた。

自分もかつてはそうだったはず。
いつから自分は、なんていやな奴になってるんだろう。
自分大好き人間だったが、今、自分が嫌になってる。

きっと、周りの人は私のことを「人の悪口ばっかり言ってるいやな奴」と思っていることだろう。

あかん、あかん。
強く反省して、たった今から、かつての自分に戻るんだ。
目の前の相手も遠くの人も、全ての人の良い点をみつけよう。

どんな場でも、絶対に人の悪口は言わないことにする。
みんながそういう話で盛り上がっていても、かばうことまではしないにしても、同調することはやめよう。

人の悪口は、いつか、自分の責任を人のせいにすることになるはず。
それはダメダメ。
私は、自分の過ちは素直に認め、反省することができるはず。

仕事においても、私生活においても、全ての人から好かれたいとは思わないが、すべての人を好きになろうとも思わないが、悪口を言わないことだけは徹底することにしよう。

自分が嫌になってたけど、宣言して、かなりスッキリしたなぁ。