申請取次をしていると、外国人の招聘にも携わることが多い。
「在留資格認定証明書」だ。
日本人の配偶者であったり技能(コックさんなど)であったり技術者であったり。
家族滞在や定住者などなど・・・

私も年に数人の招聘に携わり、結果、その申請者たちが日本に入国してきている。

偽装結婚などブローカーが関与したりして、違法な依頼や怪しい依頼もときどきある。
それらの話を聞き取る中で判断して、断る時もある。
時々行政書士やブローカーが逮捕されてるような、怪しい仕事をする気はまったくないから。

彼らは確信犯だから、つかまるまでにどれだけ儲けられるか、ってなもんだろうが、怪しいと気付かずに知らず知らずに巻き込まれてしまう場合もあるだろうね。

自分の仕事はそうではないんだ、そうではないはず、と確信したいこともあり、許可され認定証明書を受取ったあと、その外国人が入国してきたら、必ず面会する。

それに加え、コックさんなら、その勤める店に思い出したように時々食べに行く。
家族と行ったり友人、仲間と行ったり。

そこで挨拶を交わしながら、「なかなか良い味だな。やっぱりええ腕してるな」とか思いながら、自分のした仕事は正しかったと自分で思っているわけだ。

そういうわけで、昨夜は以前私が申請取次して7月にコックさんが来日した京都のある中華料理店から、別の依頼の相談があり3ヶ月ぶりに顔を出したついでに、料理を食べてきた。
仲間の行政書士といっしょだったので、話しの後に料理を食べてきた。
なかなか、いや、かなり美味しかった。
これなら大丈夫と内心喜びながら、帰ってきたわけだ。

来週は、私の同級生たちと食事に行くので、これまた以前申請取次した店を予約した。
もう来日から1年ほど経過したが、近況を見ておきたいから。
美味しい料理で友達と楽しい時間を過ごすとともに、一石二鳥ということだ。

お金は天下のまわり物、とも言うし、報酬として安くはない金額を受取ったお店に食べにいって、そこでお金を使うことは、経済全体としても良いことだろうと自分では思っているから。
そうすることで、次に繋がるだろうし、現に繋がってきているから~

ま、自分に対する言い訳というか説得にすぎないだろうけど、それに納得しながら、結局は美味しいご飯が食べたいということに違いないんだけどね。

さあ、今夜もお金を天下に回してこよう!