今朝の新聞のこの記事はあちこちのブログでも触れるでしょうね。
ま、当然と言えば当然の判決でしょう。
憲法に定める「平等」に関してですから。
今までは、父親と母親で平等ではなかったし、生まれる前と生まれて後で平等ではなかった。

新聞では政府の心配として、偽装認知の続出を懸念することが書かれてますが、こんなことは胎児認知にもいえることだし、それをどう防ぐかが重要だし見ものですね。

今でも偽装結婚に戸籍を売ることや偽装養子縁組による借金などが横行してるけど、同じ状況になるのは誰の目にも明らか。
ホームレスを含めて、目先の50万円、100万円につられて、偽装認知する男は続出するでしょうね。

それより、私が気になったのは、大法廷15人の意見のうち合憲として反対したのは3人で、二人が「行政官」一人が「検察官」出身者ということですね。
この3人以外は「弁護士」「裁判官」など出身で、なおかつ「行政官」「検察官」出身者はこの3人以外に15人には含まれていない。
「国」側出身者が画期的な判決に対して反対意見を述べているんですね。

今までの最高裁の大法廷判決にも同様の現象が見られたけど、どうも出身母体によって判断が偏ってますね。
何かしらの圧力か思惑があるとすれば残念ですよね。

誤解を恐れず言うと、この判決によって行政書士の仕事が増えるか減るか。
国籍取得の届けは行政書士には依頼来ないでしょうね。
とすると、今までは「外国人」だった子どもたちが「日本人」になるんだから、確実に仕事はその分減りますね。

平等が認められ嬉しいのは事実ですが、仕事が減ることの寂しさも事実です。

ま、あと5年もすれば、外国人看護師や介護士も要件が緩和されてどんどん入ってくるでしょうから、今回の判決により減る分に比べると余りある増加が見込めるから安心してますが。

ところで、少し前にも書いたんですが、何かにつけ「続く」ということがありますよね。

今も、連続して建設業の依頼があり、来週は3件申請することになります。全て新規許可ですね。
建設業を専門にしてるわけではないのですが、やはり「続く」という現象でしょうか。

なににせよ、仕事の依頼が続くのは嬉しい限りです。
今日も京都市内、大津、東大阪と走り回って頑張るぞっと。