前回のブログの続きです。
(このシリーズ、人気があるようで反響がありましたので、しばらく続けます)

医院・診療所を開業するためのプロセスの2番目としては、「開業場所の選定」になるでしょう。

開業場所を決めるためには次のような場所が開業に適しているといわれています。
①競合医療機関が少ない地域
②人が多い地域
③土地の広さ、建築基準法による用途地域が適しているところ
④今後発展が見込まれる地域

そして一体どのような地域がこれらをクリアしているのかは、「データ面からの検証」と「現地調査からの検証」をしたほうがいいでしょう。
「データ面からの検証」とは、いわゆる診療圏調査といわれるものです。次回説明します。
「現地調査からの検証」とは、開業する医師みずからが現地に赴いて、徒歩・自転車・自動車・バスなどの交通機関を使って周辺を見てみることです。近くに住宅街があるのか、学校・役所・スーパーはあるのか、年齢層はなどを医師ご自身の目で確かめるべきです。

次回は前出の「診療圏調査」について書きます。

土日は東京に出張なので、次回は来週になるかも。