多くの親族間で、両親の死後に争いがおこることが多くあります。

特に財産が多いからとか少ないからとか、そのような違いが原因となって争いが発生するということではありません。

その相続人が置かれている状況によって、争いが発生するとかしないとか、
多くの依頼者の方の状況を見ていると、その方たちの生活状況に左右されるように思われます。

特に兄弟で仲が悪いなどという時にはとりわけこの争いがひどくなります。
場合によっては、絶縁状態になる方もいらっしゃいます。

そのような状況は避けるよう手立てを打っておいた方がよいかと思います。

遺言を作るというと、なにか多くの方が、早く死ねと言われているような気がして嫌だと思うようです。

しかし、今回東北沖で起きた地震のようなことがいつ起こるかわかりません。
自分の意志として多くのことを書きとめておくことは、これからの自分の人生をよりよいものにしていくという意味でも、個人的にでも書いておくとよいのではないかと思います。


自己の意思としても法律的に効果のあるものは、定式の要項満たしていなければなりません。
争いは、時には孫の代までも影響を残してしまいます。
多くは悪い影響です。
そのようなことのないように、さまざまなことを準備していくことは重要かと思います。


争いの火種がありそうなかたは是非そのことに挑戦してみてはいかがでしょうか?
会社を誰かに任せるということに関しても、遺言で決められることもありますので、是非ご活用していただければと思います。



最後までお読みいただいてありがとうございます。