最近、某資産家のかたで、意識レベルが通常人より劣っているかたの配偶者から、成年後見制度の相談がありました。
資産をお持ちのかたは、生きている間の資産管理と死後の資産のゆくえ
にとても心配だそうで、身内ではなく私どものような専門家の助けを借りたいと
いうことです。専門家ですと守秘義務もあるし、親しいかたがたには心のうちを
お話できないらしく、仕事として相談をうけているというよりは、悩みごとを聞いてあげているといったほうが適切かもしれません。

そのかたは、私とお話するまでは、「絶対成年後見制度を活用して、遺言書も残しておくぞ!!」という意気込みでいらっしゃったのが、数時間にわたるお話のあとにはもうすっかりふっきれたようで、「やっぱりそうしようかな・・・・。手続きが大変そう・・・。もう少し考える」というように考えが変わったようです。それに人に話を聞いてもらうことで大分と気が楽になったみたいですね。

また、、成年後見制度は裁判所の関与が必要だと言うことも知らなかったようで、また、遺言書も自筆証書では不安であるから公正証書でないと・・・と、こちらがアドバイスしたので、余計に安易に「家族に財産管理をまかせたくない」という感情だけで突っ走ってはいけないと思われたんでしょうね。

成年後見制度は裁判所に申し立てしないといけないという面ではとてもシビアですが、その分、後見人に就任した人が勝手なことができませんので、有効に活用できるんではないかと思っています。

これからこの制度に対する正確な知識を周知させていかなければなあと思ったのでありました。

 うちの子供は今度はインフルエンザにかかってしまいました。
 保育園に通っていると、ほんとよく病気しますね。
 最近は、保育園を休まないといけないので、実家に子供を預けて仕事をせざるをえません。

 女性が仕事と育児を両立しようと思ったら、まわりのサポートがないとやっていけないですよね・・・・・。日々感謝です。