だいぶ前にもこのテーマで書いたことはありますが、最近また、この士業の価格競争で嫌な思いをすることが多いので愚痴らせてください。

電話での問い合わせの際に「建設業許可申請はいくらですか？」とあった場合は
まずほとんどと言っていいほど仕事として受託することはありません。
なぜかというと建設業許可申請は価格破壊がひどく、こちらが提示した値段について
問い合わせをしてきた先方はまずもって「費用が高い」と受け取るからです。

私が提示する金額はそんなに高額でもなく、安すぎることもないのですが、もっと安くで
受託する行政書士が他にたくさんいることも事実。そのため、価格の安さで行政書士を選ぶ顧客にとっては私は受け入れられないようです。

正直　とても安くで受託する同業者に対しては「なんでそんな安くでできるん？？」
と思ってしまいます。

建設業許可に限らずほかの業務にしてもそうです。
ファイナンシャルプランナー業の主要業務である「相談業務」
これについては、以前顧客に「相談するだけで報酬発生するの？弁護士でもないのに」と
間接的に言われ、びっくりしました。
相談を受けてそれにたいして責任をもってアドバイスするのが業務ですし、完全中立の立場で相談者の利益を考えてお話をするので、業務として成り立っていて相談料をいただくことができると思っていたので。

顧客へのアフターフォローはきちんとしています。

そういう総合的な面から、われわれの業務を理解くださるかたが多くなればいいなあ、価格の安さのみで士業を選ばんといてほしいなあと思うのが本音です。