私は 昨年 宅建試験の企業研修講師なども仕事として引き受けていたこともあり、宅建試験つまり宅地建物取引主任者試験の動向などはよくチェックしています。

今年の試験から出題数割合が変更になりました。
これは、受験生にとって勉強方法の変更が必要になる重要な情報です。

試験問題全50問のうち去年までと比べて次のように変わります。
宅建業法関係16問から20問へ
権利関係   16問から14問へ
法令上の制限9問から8問へ
税法関係   3問から2問へ

ほかは変更なしです。

つまり、宅建業法の出題数が大幅の増えて、民法や借地借家法などの権利関係と、建築基準法・都市計画法などの法令上の制限と、不動産にまつわる税金関係法令の出題数を減らしているのです。

これは、最近の不動産取引における消費者保護に重点を置いているから、宅建業法をよく勉強させようという趣旨かなあと思います。

宅建業法はとにかく過去問の反復が重要で、勉強すればするほど点数がとれる科目です。

今年受験のかたは頑張ってください。