私は離婚問題と相続問題を専門業務の一つとしていますが、これらの問題って、
表面ではわからない、夫婦間や家族間の感情が絡むので、私たちのような専門家
がアドバイスする際に、どうやって当事者に伝えるのかが非常に難しいです。

離婚問題は特に夫婦間の価値観の相違が大きな原因となって破綻に陥るため
その価値観を私たち専門家が客観的に見て、どちらが正しいとか判断するのではなく
お互いのために最もいい方法を模索する手助けをしています。ですから同じような状況の
夫婦がいくつかあったとしても全て同じ結果にはならないのです。

ですが、調停などの公の場では公平性と保つため「同じ結果」になってしまうことが多いようです。
夫婦それぞれ性格や身体の健康上の問題など違ってくるのに「同じ結果」になってしまうため、
納得できない当事者が多いのかもしれません。

夫婦の形が多様化している現在において、「同じ結果」を回避できるようサポートしていくのが
私の仕事の一つです。

話は変わりますが、昨日夜 息子とスーパーに買い物に行ったときのこと。
いつも息子はスーパー内を走りまわったりして、全くじっとしておらず、迷子になりそうな
ときもしばしばで、公共の場にもかかわらず私は声を張り上げて叱ってばかりなのですが、昨日は突然「オレ、今日はママのすぐ後ろを歩くねん。今日はママに怒られないよう良い子にしているねん。」と言い出し、私の後ろでぴたっと
歩いているではありませんか。いつもと違う息子の行動に内心めちゃめちゃうれしく感じましたが、
ちょっと戸惑いもありました。
いつもこうであればいいのになあ。
とっても可愛い息子でした。
ごほうびにアメを買ってあげてしまった。←親バカですね。