★ あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その3 ★
ブログ投稿日時:2012年11月13日火曜日 11時27分34秒
記事投稿者:行政書士・税理士 溝江 諭 KSC会計事務所 カテゴリー: General
札幌市豊平区の 行政書士・税理士 溝江 諭(みぞえさとし) です。
あなたへ質問です。
第1問 「あなたのお小遣いは月にいくらですか?」
第2問 「お小遣いは足りていますか?」
第3問 「お小遣いをやり繰りするため、どのような節約をしていますか?」
平均給与の減少率を大幅に超えて、お小遣いが減っている。1回目はそんな状況をお知らせしました。
≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その1≫
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=124
2回目は、減ったお小遣いをやり繰りするために工夫をこらしている節約項目を見てみました。
≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その2≫
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=125
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=125
今回は、 ≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その3≫ 、サラリーマンの仕事後の飲食状況を見てみましょう。
新生銀行が公表した、「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(注1)によると、サラリーマンの飲食状況は次のようになっています。
1 飲む回数は、1999年で月に6.0回だったものが2012年では月に2.4回にまで減少しています。この13年間で6割も減ったことになります。
2 1回あたりの飲み代では、2001年で6,160円だったものが2012年では2,860円まで減少しています。この11年間で半減したことになります。
3 なお、外食しない人の割合を見ると、2010年では22.6%でしたが、2012年では37.9%と1.5倍以上急増しています。その分、家飲みしている人が増加したのでしょう。
4 お小遣いに占める飲食費の割合は、1979年から2005年までは一貫して増加傾向にあり、2005年には47%まで占めるようになりましたが、その後は急落し、2010年で28%、2011年で26%、2012年では17%の水準まで落ち込んでいます。いかに飲食費を節約しているのかがわかりますね。
5 また、お店を選ぶ際のポイントも様変わりしています。1983年、1993年では、「味が良いこと、美味しいこと」が70%で第1位、「値段の安いこと」が第2位でしたが、2012年では「値段の安いこと」が73%でトップになり、「味が良いこと、美味しいこと」は28%で第3位に下がりました。ちなみに、2012年の第2位は、「会社から近いこと」50%です。つまり、仕事後の飲食に関して見ると、最近のサラリーマンは味よりも安さと近さを求めていると言えそうです。
いくらデフレが続くとは言え、サラリーマンの飲み代がこれほど減少しているとは驚きでした。外食不況が続くわけです。
それにしても、このような有様では部下を飲みに誘いたくても誘うわけにはいきませんね。私はノミニュケーションも重要なコミニュケーションの一手段であると思うのですが・・・。
その昔、クレージーキャッツの植木等が「サラリーマンは気楽な稼業ときたものだー。」と気持ち良さそうに歌っていましたが、そのような時代ははるか昔のことで、現在は残念ながらそんな余裕のある時代ではないようです。
平均給与が減少する世の中で、サラリーマンの多くの方々がお小遣いの激減という状況に直面しながらも必死に耐え、そのやり繰りに工夫する実情を見てきましたが、いかがでしたか。
このように必死で生きている人たちの苦労が報われる世の中になって欲しいですね。
ところで、貴方の場合はどうだったのでしょうか。
See you next!
(注1)「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(新生銀行)
http://www.shinseibank.com/cfsg/questionnaire/archive/pdf/120924okozukai_hakusho.pdf
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◎ 法人税の税務調査って、当たる確率はどの程度なのかな?
≪税務調査に当たる確率はどのくらい? ≫
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=110
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◎ 納税者の権利救済の実態はどのようになっているのかな?
≪納税者の勝率は?納税者の権利救済の実態は?≫
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=109
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税理士・社会保険労務士・行政書士 溝江 諭 KSC会計事務所
Tel 011-812-1672 http://www.ksc-kaikei.com/
札幌学院大学 客員教授 税務会計論担当(学部)
税務会計論演習担当(大学院)
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2 1回あたりの飲み代では、2001年で6,160円だったものが2012年では2,860円まで減少しています。この11年間で半減したことになります。
3 なお、外食しない人の割合を見ると、2010年では22.6%でしたが、2012年では37.9%と1.5倍以上急増しています。その分、家飲みしている人が増加したのでしょう。
4 お小遣いに占める飲食費の割合は、1979年から2005年までは一貫して増加傾向にあり、2005年には47%まで占めるようになりましたが、その後は急落し、2010年で28%、2011年で26%、2012年では17%の水準まで落ち込んでいます。いかに飲食費を節約しているのかがわかりますね。
5 また、お店を選ぶ際のポイントも様変わりしています。1983年、1993年では、「味が良いこと、美味しいこと」が70%で第1位、「値段の安いこと」が第2位でしたが、2012年では「値段の安いこと」が73%でトップになり、「味が良いこと、美味しいこと」は28%で第3位に下がりました。ちなみに、2012年の第2位は、「会社から近いこと」50%です。つまり、仕事後の飲食に関して見ると、最近のサラリーマンは味よりも安さと近さを求めていると言えそうです。
いくらデフレが続くとは言え、サラリーマンの飲み代がこれほど減少しているとは驚きでした。外食不況が続くわけです。
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