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順序がトランプと逆になってしまったが、菅内閣の発足は、これまでの安倍政治のモリカケ、サクラなどといった恥部を隠蔽しようとする狙いからではないか。そのためには、これまで7年8か月にわたって安倍政治の恥部を隠蔽してきた菅官房長官を押し立てる以外にない。その隠蔽の...

トランプ政権の敗北 2期目を迎えていたトランプ政権が、民主党バイデン候補に敗退した。だが敗れたとはいえ、前回を上回る7274万票を獲得している。前回より約1千万票も多い。敗れたとはいえ、この票の数を軽視してはならない。とんでもない「アメリカ民主主義」だが。この7千...

このところ、欧米のメディアから、日本の新型コロナウイルスの拡大を抑え込んだかに見える現状への疑問が噴出している。いわく「何から何まで間違っているように見える」(米フォーリン・ポリシー誌)、「大惨事を招くためのレシピのようだった」「日本は次のイタリアかニュー...

どうして日本のPCR検査は、こんなにも少ないのか。どうして増えないのか。安倍首相は4月7日の記者会見で、1日2万人にすると言及したのに、その後も日本のPCR検査は、1日1万人弱で推移している。安倍首相の言及は、単なる「大ボラ」だったのか。政府がこうして無為無...

新型コロナウイルスの拡大が止まらない。4月17日には、発症者が都内でそれまでで最高の201人となった。18日は181人である。この数字に東京都の小池知事は躍起となり、さらに「外を出歩かないように。もっと自粛を」と呼びかけた。だが「もっと出歩かないように。自粛するように...

今こそ積極的な財政出動を 世界中で、コロナウイルス騒動が深刻である。日本でも拡大していて、この先さらに増大する見込みである。この時に当たり、政府・与党では、コロナ騒動で危機に陥っている中小企業や個人に財政出動する施策が持ちあがっている。大いに賛成である。積...

新型コロナウイルスの拡大が止まらない。日本でも増え続けているが、とりわけ深刻なのがヨーロッパ、中でもイタリアである。致死率8%ということなので、深刻である。イタリアでは、これまで公立病院の統廃合や医師の給与カットなどの医療費削減を進めてきた結果、医療関係者...

 上映されたばかりの上記映画を見た。原作は、東京新聞記者・望月衣塑子の同名角川新書「新聞記者」である。ただ映画は、原作とはかなり違っていて、スリラー仕立てとなっている。最後で、主人公の松坂桃李が上司の内閣情報調査室長から、極秘情報を外部に漏洩したにもかかわ...

安倍一強というが、それに対抗する野党勢力も、余り腰が定まっていない印象がある。一番の大きなテーマは、消費増税だろう。野党はそれなりに消費増税には「今その時期ではない」と反対している。だが私が強調したいのは、「消費増税反対」どころではなく、それ以上の「減税」...

保阪正康「昭和の怪物 7つの謎」(講談社現代新書)を読む機会があった。怪物は6人、東条英機、石原莞爾、犬養毅、渡辺和子、瀬島龍三、吉田茂で、石原莞爾のみ「世界最終戦論」を加えて2章としてあるから、7つの謎となる。いずれもアジア・太平洋戦争に深く関与した人物で、保...

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