10月です。
最近でも新聞などでは振り込め詐欺への注意を呼びかけている記事をみます。

その呼びかけも多少の効果もあると思うのですが、詐欺の手口もこれまでの振り込め詐欺とは異なってきて、巧妙さが増しているように思います。

詐欺に引っ掛かる人のパターンは大きく分けて二つあると思います。
ひとつは、おれおれ詐欺や、アダルトサイト、交通事故の示談、会社への損害賠償にかかるものなど、害を増やさないために振り込むように促される消極的、問題予防・回避的なものです。

もう一つは、一発逆転を狙うようなものです。
通信販売などで多いようですが、これは高く転売できるとか、これには儲ける秘密が書いてあるとか、そういった類の冷静に考えればうそくさいと思うものを信用して、抜け出せなくなってしまい、気づいたら数百万という金額を振り込んでしまうというものです。
化粧品類、サプリメント、アクセサリーなどでもこのような類型のものが多く見られます。

数万円など多少の額である場合はよいのですが、追加で十万二十万と要求してくるような場合はほぼ確実に詐欺であると考えてよいでしょう。

警察署のホームページでも振り込め詐欺の住所として使われる住所一覧のようなものもあります。

おかしいなと思ったら、友人でも家族でも、たとえ恥ずかしくても誰かに相談してみる、これが被害を防ぐ第一歩です。

なにかあったらまず相談を。