離婚協議書について
近年、離婚される方が着実に増加してきました。そして、家庭裁判所に離婚を申し立てる人の7割以上が女性だと言われています。
そのような状況の中で、ここ数年、私のところへも離婚に関する仕事の依頼が多くなってきました。
離婚は確かに悲しいことではあります。
しかし、必ずしも残念なことというべきではないのかもしれません。
日本において離婚が増加してきた理由はいろいろありますが、少なくとも、かつては離婚したくてもなかなか離婚できなかったのが離婚しやすくなったという意味での変化は良いことだろうと思います。
そういう意味では、離婚を必ずしもマイナスの面から捉えず、今までの人生をリセットして新しい人生を出発させていくためのスタートして考えることができれば良いのではないかと思うのです。
ただし、離婚はそれまでの人生の清算ですので、整理しなければならないことが多々あります。たとえば、財産分与や慰謝料などです。
さらに、子どもさんがいれば、親権や養育費の支払い、面接交渉についての約束などが問題になります。
こうしたことをうやむやにしておかずに、離婚に際して離婚協議書(離婚契約書)で決めておくことを、私はお勧めしています。
また、養育費の支払いがある場合には、離婚協議書を公正証書で作っておくことで、支払いをより確実なものにすることができます。
詳しくは、離婚協議書安心マニュアルをお読みください。