2012年 11月の記事一覧
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札幌市豊平区の 行政書士・税理士 溝江 諭(みぞえさとし) です。
ここ1年間ほど聞いていなかったLPレコードを再び聞くようになりました。3年ほど前にLPレコードを無性に聞きたくなり、PHONOイコライザーを購入し、それをLPプレーヤーとAVアンプの間に装着し、その後暫くはレコード鑑賞を楽しんでいたのですが(注)、レコードの溝の振幅を電気信号に変換するための装置である「カートリッジ」の針がすべて摩耗し、良い音で聞くことができなくなったため、それ以来、レコード鑑賞を中止していました。カートリッジか交換針を買いに行けばまた聞くことは可能ですが、それらを売っている店は札幌でも少なく、その店まで行くのが煩わしいため、なんとなくそのままになってしまいました。
ところが先月、突如のことにカートリッジを購入する機会に恵まれたのです。パソコンにメールの画面を出すと、今年から、その右側にamazonの広告が自動的に表示されるようになり、目ざわりだなーと感じていたのですが、そのときもいつものようにメール画面を出すと、そこに、audio-technicaというオーディオ専門メーカーのカートリッジが表示されていたのです。それもシェル付きです。シェルとはカートリッジとレコード針をアームに接続するための部品です。
色はこれまで見たことがない赤。赤いシェルとはちょっとおしゃれ。思わず目が惹きつけられました。値段は定価8400円のものが3981円とのことで、取り敢えずレコードを聞きたいという方には手頃な価格です。カートリッジを買ったとしても、シェルにカートリッジを取り付け、その位置を最適な状態に調整するという繊細な作業が必要とされますが、この商品だとシェル付きのため、手間と経験を要するその作業が不要になります。これも高ポイント!早速、amazonで購入の手続きを済ませました。わざわざ店まで行かなくても必要な物を簡単に買えたわけです。このような点では便利な時代になったと言えますね。
さて、数日後、無事商品が到着しました。箱からそろりと取り出し、赤いシェルをレコードプレーヤーに取り付けます。このように新しいオーディオ製品を手にしたときは期待感に胸がちょっと高鳴ります。
初めは何を聞こうかな?とレコードの収納棚に目を向けます。クラッシクから行こうか、ジャズから行こうか、洋楽ポップスにしようか、それとも和製ポップスにしようか。悩みつつ、結局取り出したのはジャズ。
ソニー・クラーク・トリオのLP「ソニー・クラーク・トリオ」。夭折の天才、ソニー・クラークのオリジナルばかりを収録し、スイングジャーナル誌のゴールドディスクを受賞した名盤です。1960年3月の録音ですが、素晴らしい音楽がスピーカーから流れてきました。音質も全然問題なし。ソニー・クラークのピアノ、マックス・ローチのドラムス、ジョルジュ・デュビビエのベースがいい音で鳴っています。続けて、キャノンボール・アダレイ・クインテットの「サムシン・エルス」。マイルス・デヴィスとの双頭コンボで、このレコードもスイングジャーナル誌のゴールドディスクを受賞した名盤です。デヴィスのトランペット、アダレイのアルト・サックスが奏でる旋律が心の奥深くまで沁みこんできます。1958年3月の録音ですが、ジャズ史上屈指の名盤と言われるのも頷ける演奏です。
その後は、アート・ペッパーの「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」、MJQの「ラスト・コンサート」などジャズの超名盤を次から次へと取り出しては、レコードプレーヤーに載せ、針を下ろします。いやー、久しぶりにLPレコードを堪能しました。音に奥行が感じられ、高音域や低音域も十分にカバーされ、シンバルやスネアドラム、バスドラムの音も忠実に再現されます。CDやDVDなどのデジタル音源の媒体に比べ、LPレコードの方が伝わってくる情報量がより多く感じられ、感激です。
ジャズが一段落した後は、クラッシクの優秀録音盤をやはり次から次へとレコードプレーヤーに載せました。
日一日と夜が長くなるこの時期、毎夜LPレコードを聞きながらひとときを過ごすのもいいものです。
そのうちに、今度は眠っているカセットテープも聞きたいなと思うようになりました。そのためにはカセットテープ・デッキを買い換えなければ。現在使っているMaranzのデッキは左右の音にムラが出て、聞くに堪えない状態です。Nakamichiの整備済の高級デッキを入手できたならば、カセットテープでも素晴らしい音質で聞くことができるのですが・・・。
さあ、みなさんも眠っているLPレコードを取り出し、聴き直してみませんか。懐かしさがこみ上げてくると共に、心地よい音の空間に包みこまれ、幸福感を実感できること間違いなしです。
See you next !
その他の『ちょっとためになる情報』は、次のサイトの「お知らせ」と「ブログ・コラム」でどうぞ!!
http://www.ksc-kaikei.com/
==================================================================
(注)ブログ 『LPレコードはいかが?』 2009年08月19日
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=33
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税理士・社会保険労務士・行政書士 溝江 諭 KSC会計事務所
Tel 011-812-1672 http://www.ksc-kaikei.com/
札幌学院大学 客員教授 税務会計論担当(学部)
税務会計論演習担当(大学院)
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【独立開業を検討の方】
開業前に経営者として十分に理解し、決定しておかねばならない項目がたくさんあります。当事務所では、豊富な経験を基に、これらの相談に対し、各ポイントを解説しながら、あなたと一緒に、親身になって考え、検討し、より良いアドバイスをさせて頂きます。今まで、モヤモヤしていたものが、徐々に解消していくことを実感できるでしょう。
【既に開業中の方】
毎月の巡回監査、節税や税務調査対策などの「税務対策」としっかりした「経理制度の確立」を通して、貴社の『健全な繁栄』を支援します!迅速、正確な社会保険、労働保険もお任せ下さい。貴社の身近な相談相手としてどうぞ!!
当事務所では、「社長には、税務調査を恐れることなく、経営に専念してもらいたいと常に願っています。」
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色はこれまで見たことがない赤。赤いシェルとはちょっとおしゃれ。思わず目が惹きつけられました。値段は定価8400円のものが3981円とのことで、取り敢えずレコードを聞きたいという方には手頃な価格です。カートリッジを買ったとしても、シェルにカートリッジを取り付け、その位置を最適な状態に調整するという繊細な作業が必要とされますが、この商品だとシェル付きのため、手間と経験を要するその作業が不要になります。これも高ポイント!早速、amazonで購入の手続きを済ませました。わざわざ店まで行かなくても必要な物を簡単に買えたわけです。このような点では便利な時代になったと言えますね。
さて、数日後、無事商品が到着しました。箱からそろりと取り出し、赤いシェルをレコードプレーヤーに取り付けます。このように新しいオーディオ製品を手にしたときは期待感に胸がちょっと高鳴ります。
初めは何を聞こうかな?とレコードの収納棚に目を向けます。クラッシクから行こうか、ジャズから行こうか、洋楽ポップスにしようか、それとも和製ポップスにしようか。悩みつつ、結局取り出したのはジャズ。
ソニー・クラーク・トリオのLP「ソニー・クラーク・トリオ」。夭折の天才、ソニー・クラークのオリジナルばかりを収録し、スイングジャーナル誌のゴールドディスクを受賞した名盤です。1960年3月の録音ですが、素晴らしい音楽がスピーカーから流れてきました。音質も全然問題なし。ソニー・クラークのピアノ、マックス・ローチのドラムス、ジョルジュ・デュビビエのベースがいい音で鳴っています。続けて、キャノンボール・アダレイ・クインテットの「サムシン・エルス」。マイルス・デヴィスとの双頭コンボで、このレコードもスイングジャーナル誌のゴールドディスクを受賞した名盤です。デヴィスのトランペット、アダレイのアルト・サックスが奏でる旋律が心の奥深くまで沁みこんできます。1958年3月の録音ですが、ジャズ史上屈指の名盤と言われるのも頷ける演奏です。
その後は、アート・ペッパーの「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」、MJQの「ラスト・コンサート」などジャズの超名盤を次から次へと取り出しては、レコードプレーヤーに載せ、針を下ろします。いやー、久しぶりにLPレコードを堪能しました。音に奥行が感じられ、高音域や低音域も十分にカバーされ、シンバルやスネアドラム、バスドラムの音も忠実に再現されます。CDやDVDなどのデジタル音源の媒体に比べ、LPレコードの方が伝わってくる情報量がより多く感じられ、感激です。
ジャズが一段落した後は、クラッシクの優秀録音盤をやはり次から次へとレコードプレーヤーに載せました。
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そのうちに、今度は眠っているカセットテープも聞きたいなと思うようになりました。そのためにはカセットテープ・デッキを買い換えなければ。現在使っているMaranzのデッキは左右の音にムラが出て、聞くに堪えない状態です。Nakamichiの整備済の高級デッキを入手できたならば、カセットテープでも素晴らしい音質で聞くことができるのですが・・・。
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(注)ブログ 『LPレコードはいかが?』 2009年08月19日
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札幌市豊平区の 行政書士・税理士 溝江 諭(みぞえさとし) です。
あなたへ質問です。
第1問 「あなたのお小遣いは月にいくらですか?」
第2問 「お小遣いは足りていますか?」
第3問 「お小遣いをやり繰りするため、どのような節約をしていますか?」
平均給与の減少率を大幅に超えて、お小遣いが減っている。1回目はそんな状況をお知らせしました。
≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その1≫
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=124
2回目は、減ったお小遣いをやり繰りするために工夫をこらしている節約項目を見てみました。
≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その2≫
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=125
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=125
今回は、 ≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その3≫ 、サラリーマンの仕事後の飲食状況を見てみましょう。
新生銀行が公表した、「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(注1)によると、サラリーマンの飲食状況は次のようになっています。
1 飲む回数は、1999年で月に6.0回だったものが2012年では月に2.4回にまで減少しています。この13年間で6割も減ったことになります。
2 1回あたりの飲み代では、2001年で6,160円だったものが2012年では2,860円まで減少しています。この11年間で半減したことになります。
3 なお、外食しない人の割合を見ると、2010年では22.6%でしたが、2012年では37.9%と1.5倍以上急増しています。その分、家飲みしている人が増加したのでしょう。
4 お小遣いに占める飲食費の割合は、1979年から2005年までは一貫して増加傾向にあり、2005年には47%まで占めるようになりましたが、その後は急落し、2010年で28%、2011年で26%、2012年では17%の水準まで落ち込んでいます。いかに飲食費を節約しているのかがわかりますね。
5 また、お店を選ぶ際のポイントも様変わりしています。1983年、1993年では、「味が良いこと、美味しいこと」が70%で第1位、「値段の安いこと」が第2位でしたが、2012年では「値段の安いこと」が73%でトップになり、「味が良いこと、美味しいこと」は28%で第3位に下がりました。ちなみに、2012年の第2位は、「会社から近いこと」50%です。つまり、仕事後の飲食に関して見ると、最近のサラリーマンは味よりも安さと近さを求めていると言えそうです。
いくらデフレが続くとは言え、サラリーマンの飲み代がこれほど減少しているとは驚きでした。外食不況が続くわけです。
それにしても、このような有様では部下を飲みに誘いたくても誘うわけにはいきませんね。私はノミニュケーションも重要なコミニュケーションの一手段であると思うのですが・・・。
その昔、クレージーキャッツの植木等が「サラリーマンは気楽な稼業ときたものだー。」と気持ち良さそうに歌っていましたが、そのような時代ははるか昔のことで、現在は残念ながらそんな余裕のある時代ではないようです。
平均給与が減少する世の中で、サラリーマンの多くの方々がお小遣いの激減という状況に直面しながらも必死に耐え、そのやり繰りに工夫する実情を見てきましたが、いかがでしたか。
このように必死で生きている人たちの苦労が報われる世の中になって欲しいですね。
ところで、貴方の場合はどうだったのでしょうか。
See you next!
(注1)「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(新生銀行)
http://www.shinseibank.com/cfsg/questionnaire/archive/pdf/120924okozukai_hakusho.pdf
==================================================================
◎ 法人税の税務調査って、当たる確率はどの程度なのかな?
≪税務調査に当たる確率はどのくらい? ≫
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=110
==================================================================
◎ 納税者の権利救済の実態はどのようになっているのかな?
≪納税者の勝率は?納税者の権利救済の実態は?≫
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=109
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あなたへ質問です。
第1問 「あなたのお小遣いは月にいくらですか?」
第2問 「お小遣いは足りていますか?」
第3問 「お小遣いをやり繰りするため、どのような節約をしていますか?」
平均給与の減少率を大幅に超えて、お小遣いが減っている。1回目はそんな状況をお知らせしました。
≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その1≫
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=124
2回目は、減ったお小遣いをやり繰りするために工夫をこらしている節約項目を見てみました。
≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その2≫
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今回は、 ≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その3≫ 、サラリーマンの仕事後の飲食状況を見てみましょう。
新生銀行が公表した、「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(注1)によると、サラリーマンの飲食状況は次のようになっています。
1 飲む回数は、1999年で月に6.0回だったものが2012年では月に2.4回にまで減少しています。この13年間で6割も減ったことになります。
2 1回あたりの飲み代では、2001年で6,160円だったものが2012年では2,860円まで減少しています。この11年間で半減したことになります。
3 なお、外食しない人の割合を見ると、2010年では22.6%でしたが、2012年では37.9%と1.5倍以上急増しています。その分、家飲みしている人が増加したのでしょう。
4 お小遣いに占める飲食費の割合は、1979年から2005年までは一貫して増加傾向にあり、2005年には47%まで占めるようになりましたが、その後は急落し、2010年で28%、2011年で26%、2012年では17%の水準まで落ち込んでいます。いかに飲食費を節約しているのかがわかりますね。
5 また、お店を選ぶ際のポイントも様変わりしています。1983年、1993年では、「味が良いこと、美味しいこと」が70%で第1位、「値段の安いこと」が第2位でしたが、2012年では「値段の安いこと」が73%でトップになり、「味が良いこと、美味しいこと」は28%で第3位に下がりました。ちなみに、2012年の第2位は、「会社から近いこと」50%です。つまり、仕事後の飲食に関して見ると、最近のサラリーマンは味よりも安さと近さを求めていると言えそうです。
いくらデフレが続くとは言え、サラリーマンの飲み代がこれほど減少しているとは驚きでした。外食不況が続くわけです。
それにしても、このような有様では部下を飲みに誘いたくても誘うわけにはいきませんね。私はノミニュケーションも重要なコミニュケーションの一手段であると思うのですが・・・。
その昔、クレージーキャッツの植木等が「サラリーマンは気楽な稼業ときたものだー。」と気持ち良さそうに歌っていましたが、そのような時代ははるか昔のことで、現在は残念ながらそんな余裕のある時代ではないようです。
平均給与が減少する世の中で、サラリーマンの多くの方々がお小遣いの激減という状況に直面しながらも必死に耐え、そのやり繰りに工夫する実情を見てきましたが、いかがでしたか。
このように必死で生きている人たちの苦労が報われる世の中になって欲しいですね。
ところで、貴方の場合はどうだったのでしょうか。
See you next!
(注1)「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(新生銀行)
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◎ 法人税の税務調査って、当たる確率はどの程度なのかな?
≪税務調査に当たる確率はどのくらい? ≫
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◎ 納税者の権利救済の実態はどのようになっているのかな?
≪納税者の勝率は?納税者の権利救済の実態は?≫
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第1問 「あなたのお小遣いは月にいくらですか?」
第2問 「お小遣いは足りていますか?」
第3問 「お小遣いをやり繰りするため、どのような節約をしていますか?」
平均給与の減少率を大幅に超えて、お小遣いが減っている。前回はそんな状況をお知らせしました。
≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その1≫
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=124
今回は、≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その2≫ です。
新生銀行が公表した、「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(注1)「によると、お小遣いをやり繰りするための節約項目は次のようになっています。
1998年から2000年までは、
1位 飲み代(約32%)
2位 服飾費(約25%)
3位 昼食代(約23%)
がトップ3でした(複数回答での順位と率)。
節約項目トップ10では、他に、
・趣味の費用(約18%)
・家族との外食(約16%)
・喫茶代(約14%)
などが挙がっています。
2012年では、
1位 昼食代(約31%)
2位 飲み代(約22%)
3位 衝動買い(約22%)
となりましたが、節約項目トップ10には水筒持参(約20%)や弁当持参(約17%)などの新項目が現れ、これらも昼食関係ととらえると昼食代での節約がダントツを示しています。
1回あたりの昼食代は1992年に746円と最高額に達しましたが、2012年には510円と約3分の2の水準にまで落ち込んでいます。2005年以後は600円を割り込み500円台を上下し、2010年507円、2011年535円、2012年510円とほぼワンコイン時代を迎えています。お弁当持参者が増え、持参できない場合でも昼食代を大幅に削っている現状を見ることができます。サラリーマンにとっては、コンビニやスーパーなどの格安弁当や牛丼、ハンバーガーなどの格安外食産業の存在感が増しています。
トップ10の節約項目では、以上の他に、
・ネットなどで安価な商品を探す(約21%)・・・・(IT時代を反映していますね。)
・交通費を節約する(約18%)
・タクシー乗車を減らす(約18%)
・書籍、雑誌代を減らす(約14%)
・服飾費を減らす(約13%)
など、涙ぐましい努力の傾向も伺えます。
しかし、1998年から2000年に挙げられていた、趣味の費用、家族との外食、喫茶代、パチンコ代は2012年ではトップ10から姿を消しており、次のことが想像できます。
・生きがいである趣味を大切にし、その費用をなんとか死守しようとしている。
・家庭内コミニュケーションを図る貴重な場である家族との外食代はお小遣いとしての支出項目から、家計での負担とされるようになってきた。(2009年と2010年の調査では、外食代は家計でのやり繰りの第1位にあげられています。)
・水筒持参により喫茶の利用をすでに削減している。
・お小遣いをパチンコに回す余裕がなくなってきた(?)。
いかがですか。お小遣いのやり繰りに工夫をこらすサラリーマンのいじましい姿が浮かんできませんか。
でも・・・、
次のようにつぶやいているサラリーマンの方もいるでしょうね。
「やり繰りはすでに限界だよ。すべての支出項目で限界まで削減したので、もうこれ以上の節約はしんどいよー。」
次回はサラリーマンの飲み代などに目を、向けてみましょう。
次回に続く・・・・
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=126
See you next!
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◎ 節税対策として使われる「短期前払費用」
中小会計要領との関連ではではどのように考えるべきなのでしょうか?
≪中小会計要領の主な内容 その5 経過勘定 1 、特に短期前払費用≫
http://www.ksc-kaikei.com/news/index.cgi?no=161
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◎ 社会保険料はいつから変更に? 間違っていませんか?
『社会保険料の変更、いつから?』 その1 定時決定の場合
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=36
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(注1)「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(新生銀行)
http://www.shinseibank.com/cfsg/questionnaire/archive/pdf/120924okozukai_hakusho.pdf
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あなたへ質問です。
第1問 「あなたのお小遣いは月にいくらですか?」
第2問 「お小遣いは足りていますか?」
第3問 「お小遣いをやり繰りするため、どのような節約をしていますか?」
平均給与の減少率を大幅に超えて、お小遣いが減っている。前回はそんな状況をお知らせしました。
≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その1≫
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=124
今回は、≪あなたのお小遣いは? サラリーマンのお小遣い事情 その2≫ です。
新生銀行が公表した、「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(注1)「によると、お小遣いをやり繰りするための節約項目は次のようになっています。
1998年から2000年までは、
1位 飲み代(約32%)
2位 服飾費(約25%)
3位 昼食代(約23%)
がトップ3でした(複数回答での順位と率)。
節約項目トップ10では、他に、
・趣味の費用(約18%)
・家族との外食(約16%)
・喫茶代(約14%)
などが挙がっています。
2012年では、
1位 昼食代(約31%)
2位 飲み代(約22%)
3位 衝動買い(約22%)
となりましたが、節約項目トップ10には水筒持参(約20%)や弁当持参(約17%)などの新項目が現れ、これらも昼食関係ととらえると昼食代での節約がダントツを示しています。
1回あたりの昼食代は1992年に746円と最高額に達しましたが、2012年には510円と約3分の2の水準にまで落ち込んでいます。2005年以後は600円を割り込み500円台を上下し、2010年507円、2011年535円、2012年510円とほぼワンコイン時代を迎えています。お弁当持参者が増え、持参できない場合でも昼食代を大幅に削っている現状を見ることができます。サラリーマンにとっては、コンビニやスーパーなどの格安弁当や牛丼、ハンバーガーなどの格安外食産業の存在感が増しています。
トップ10の節約項目では、以上の他に、
・ネットなどで安価な商品を探す(約21%)・・・・(IT時代を反映していますね。)
・交通費を節約する(約18%)
・タクシー乗車を減らす(約18%)
・書籍、雑誌代を減らす(約14%)
・服飾費を減らす(約13%)
など、涙ぐましい努力の傾向も伺えます。
しかし、1998年から2000年に挙げられていた、趣味の費用、家族との外食、喫茶代、パチンコ代は2012年ではトップ10から姿を消しており、次のことが想像できます。
・生きがいである趣味を大切にし、その費用をなんとか死守しようとしている。
・家庭内コミニュケーションを図る貴重な場である家族との外食代はお小遣いとしての支出項目から、家計での負担とされるようになってきた。(2009年と2010年の調査では、外食代は家計でのやり繰りの第1位にあげられています。)
・水筒持参により喫茶の利用をすでに削減している。
・お小遣いをパチンコに回す余裕がなくなってきた(?)。
いかがですか。お小遣いのやり繰りに工夫をこらすサラリーマンのいじましい姿が浮かんできませんか。
でも・・・、
次のようにつぶやいているサラリーマンの方もいるでしょうね。
「やり繰りはすでに限界だよ。すべての支出項目で限界まで削減したので、もうこれ以上の節約はしんどいよー。」
次回はサラリーマンの飲み代などに目を、向けてみましょう。
次回に続く・・・・
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=126
See you next!
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◎ 節税対策として使われる「短期前払費用」
中小会計要領との関連ではではどのように考えるべきなのでしょうか?
≪中小会計要領の主な内容 その5 経過勘定 1 、特に短期前払費用≫
http://www.ksc-kaikei.com/news/index.cgi?no=161
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◎ 社会保険料はいつから変更に? 間違っていませんか?
『社会保険料の変更、いつから?』 その1 定時決定の場合
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=36
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(注1)「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(新生銀行)
http://www.shinseibank.com/cfsg/questionnaire/archive/pdf/120924okozukai_hakusho.pdf
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札幌学院大学 客員教授 税務会計論担当(学部)
税務会計論演習担当(大学院)
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札幌市豊平区の 行政書士・税理士 溝江 諭(みぞえさとし) です。
突然ですが、あなたへ質問です。
第1問 「あなたのお小遣いは月にいくらですか?」
第2問 「お小遣いは足りていますか?」
第3問 「お小遣いをやり繰りするため、どのような節約をしていますか?」
第4問 「月に何回飲みに出かけていますか?」
第5問 「1回あたりの飲み代はいくですか?」
第6問 「昼食代にいくら掛けていますか?」
第7問 「お小遣い、飲み代、昼食代は昔に比べるとどうですか?」
第1問について・・・・気にしないで使っているので、いくらか分からないなーというあなた、あなたは幸せな方です。大概の方は毎月いくらですと答えることができるでしょう。
第2問について・・・・現在のお小遣いがいくらであるかを問わず、もう少しあればなーという方がほとんどでしょう。
第3問について・・・・最近色々と我慢しているんだよなーという方が多いのではないでしょうか?
さて、これらについて、30年間に渡る調査結果が新生銀行から公表されています。題して、「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(注1)。
調査対象は20代から50代の男子サラリーマンで、対象地域は2003年版までは主に東京、大阪でしたが、2004年版からは全国が対象となっています。また、その人数は2009年版までは例年ほぼ500名ほどでしたが、2010年版以後は1000名以上となっています。
白書を眺めていると、この30年間の時代の流れがかすかに見えてきます。
前回、KSCのお知らせに、国税庁が発表した民間給与実態統計調査H23年分(注2)を掲載しましたが、それによると、1年を通じて勤務した給与所得者のうち、男子の平均給与は平成9年(1997年)の577万円をピークにその後ほぼ一貫して減少傾向を示し、平成23年には504万円まで減少しました。平成9年と比較すると63万円も減り、減少率は12.6%にもなります。平成23年の平均給与は約20年前の平成元年(1989年)から平成2年(1990年)の水準とほぼ同じです。
一方、同じ期間のお小遣いの変遷を見ると、平成9年(1997年)は67,725円でしたがその後は減少傾向を示し、平成23(2011年)年には38,855円まで減少しました。平成9年と比較するとなんと28,870円も減り、減少率は42.6%にも達しています。平成23年のお小遣いは約30年前の昭和56年(1981年)から昭和57年(1982年)の水準にまで戻ったことになります。なお既婚者に限って見るとさらに厳しく、平成9年(1997年)は57,500円、平成23(2011年)年には32,243円と減少率は43.3%にも達しています。この間の平均給与の減少率12.6%と比べると、お小遣いの減少率の方がはるかに大きかったことが分かります。
ちなみに、この間の平均給与の減少63万円に対し、お小遣の減少は34万円となっており、給与収入の減少に対し、その半分以上をお小遣いの減少でやり繰りしている家庭の実情が見えてきます。
すなわち、1998年以後に顕著になった給与収入の減少がサラリーマンの家計を直撃し、支出項目の見直しを迫られた家庭では、節約対象の一つとしてお父さんのお小遣いに厳しい目を向け始め、その結果として、お父さんたちのお小遣いが平均給与の減少率をはるかに超えて大幅に減らされ、平均給与の減少額の50%以上を占めるまでになったのです。
白書からは、お父さんたちがお小遣いの大幅減少という厳しい状況に置かれながらもそれに必死に耐え、色々とやり繰りを工夫する健気な姿が浮かんできます。
そんなサラリーマンのお小遣い事情を追ってみましょう。
次回に続く・・・・
http://www.ksc-kaikei.com/blog/index.cgi?no=125
(注1)「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(新生銀行)
http://www.shinseibank.com/cfsg/questionnaire/archive/pdf/120924okozukai_hakusho.pdf
(注2)「民間給与実態統計調査H23年分」(国税庁)
http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2012/minkan/index.htm
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◎ 通勤手当の非課税はいくらまで?
自動車、自転車を使って通勤する場合の通勤手当や徒歩の場合の通勤手当。
交通機関を利用する場合と比べ非課税限度額が異なります。いくらか御存知ですか?
Q&A形式で、非課税となる通勤手当について詳しくお知らせしましょう。
これで、あなたも通勤手当のエキスパートに!!
≪交通費や通勤手当、非課税はいくらまで?≫ 基礎編
http://www.ksc-kaikei.com/news/index.cgi?no=85
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一方、同じ期間のお小遣いの変遷を見ると、平成9年(1997年)は67,725円でしたがその後は減少傾向を示し、平成23(2011年)年には38,855円まで減少しました。平成9年と比較するとなんと28,870円も減り、減少率は42.6%にも達しています。平成23年のお小遣いは約30年前の昭和56年(1981年)から昭和57年(1982年)の水準にまで戻ったことになります。なお既婚者に限って見るとさらに厳しく、平成9年(1997年)は57,500円、平成23(2011年)年には32,243円と減少率は43.3%にも達しています。この間の平均給与の減少率12.6%と比べると、お小遣いの減少率の方がはるかに大きかったことが分かります。
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