私のお客さんが、事務所でお金を取られた。
相手は、警察に逮捕されて、今も拘留中です。
相手に国選弁護士が着き、すぐに示談を求めてきた。
しかし、数回にわたり盗難にあっているのに、1回分だけの2万5千円だけをすぐに返す。
と言うことで示談を求めてきた。当方のお客さんは納得せずに、こちらも弁護士を依頼を受けた。
自動車保険の弁護士費用で保険会社の相談したが、刑事事件だからと拒否された。
でも、お金を取られたことは刑事事件ですが、お金を返してもらうのは、民事です。
民事なら、日常生活で引受できるはずだと保険会社に言うと、しぶしぶ、応じてくれた。
しかし、保険会社の顧問弁護士に依頼すると、あまりよい返事ではなかった。
ないものからは取れない。金額が小額過ぎると言うようなことだった。
仕方ないので、弁護士会に紹介を出して引き受けてくれる人を探した。
それよりも、相手側は、早く示談してくれと迫ってきた。
次は、20万円で分割を言ってきたが、応じなかった。
その後、家族から、40万円で応じてほしいという連絡が入り本人も、私に伺いを立ててきた。
判決が決まるまでに、何とかしたいという家族の希望もあり、次は弁護士が動いてきた。
私は、相手の弁護士とコンタクトを取った。示談の内容を前日までに私の事務所にFAXしてほしい。
そして本人に相談すると言うことで弁護士は応じてくれた。
内容についてはこちらから2,3点確認をして私が、依頼者に示談に応じるよう話して日時も決めた。
今日、土曜日ですが、午前中に、弁護士と相手側の家族が来て、私が、内容などに、立会人として
同席した。無事に示談が成立した。
相手側の国選弁護士は、私の知り合いの弁護士の新人で女性弁護士でした。
私も知り合いの先生に電話で話しようとしたが、今回は、加害者と被害者の側だったので、
うまく話は出来なかった。どちらにしても、犯罪は許すことは出来ない。
しかし、示談が成立してよかった。