3月11日を迎えるにあたり、落ち着かない日々を過ごしている人も少なくないのではないでしょうか?
各メディアは被災地に入り、特集を組み、書店では震災関連のコーナーがまた台頭しています。
3月11日はどう過ごせばよいのか?
私もそのひとりです。自分なりの追悼のかたちは何なのか?
では被災者はどうなのか。被災地の友人と電話で会話しました。

やはり彼も個人ではどこでなにをするのかはあまり考えられないという答えでした。
犠牲者への追悼の意義はあるが、残された被災地が現実に前に進まないことには始まらない。
行政のスピードではあまりに遅すぎるので民間の力を結集していろいろ計画している。
しかし、何を実行するにしてもあのガレキをなくさないと始まらない!
巨大要塞のようなガレキの山を前にすると憤りを感じる。結局被災地のことはなにも分かっていない。復興支援とはガレキ処理から始まるという基本が理解されていない・・・

冷静であまり過激なことは言わない彼でも、各地のガレキ受入れ拒否はショックだったのです。

私は、日本全国の自治体で公平にガレキ処理を行うこと、被災地にとっての希望と勇気はここから生まれると考えています。