前回の「士業もときには騙されます(泣)」が結構反響があったようなので、
もう少し書かせていただきます

最近私のところには、さすがに「ホームページを作りませんか?」と言う
電話は掛かって来なくなりましたが、
代わりに来るのが、「当社のサイトに掲載しませんか?」と言う電話・メール

で、掲載料を聞くとちょっと高い(汗)
仕事の問い合わせはたくさん来ていますから・・・・と言われるんですが
でも、年間 なん十万もはちょっと考えますよね

そこで、「どんなもんかな?」とその業務分野で検索してみると
検索上位どころか1ページ目にも上がって来ない・・・
検索上位に挙がっていた良心的なサイトは「経営○○」1件だけでした

これじゃあ、仕事なんてきませんよね
検索上位に挙がっていて、クリック数が上がっていても仕事の依頼に結びつくとは限りませんが、検索上位のみならず1ページ目にも上がって来ないなんてまず無理だと思います

そんなに仕事が来るなら
もっと掲載されている先生が多くてもいいと思いますし

不確実なことをさも確実なように説明するのは
この場合、特商法ならびに消費者契約法の不実告知に当たり
法律違反になるのではないかと思われます

よくサイトの箔をつけるため、行政書士の数をそろえようと「無料で掲載してくれませんか?」と言うサイトや
我々と同業者が業務を全国展開をして、「やはり無料で掲載しませんか?」
と言うサイトがあります
私もいくつか掲載させていただいていますが・・・
そういうサイトでも、しっかり検索上位に挙がってるサイトがあると言うのに
困ったものですね(汗)

士業の人間、結構インターネット環境に弱かったりしますから
格好のターゲットかもしれませんね

日頃、本当にそこにお客さんが、いるのかいないのか?わからない、
どこに営業を掛けていいのかもよくわからない、不安な商売ですから
そういう「おいしい言葉」に、つい乗ってしまう気持ちもよくわかります

人の弱味に付け込む奴はどこにでもいるものですね(泣く)

「俺は大丈夫だ」と言う人に限って意外と危ないそうです
そういう人ほど、一度警戒心を解いてしまえば変に自信がある分たやすく引っ掛かるとか?
私も気をつけます

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野崎克司行政書士事務所