第1回目に不動産の正しい売り方の基本は、

「適正価格」で、「迅速に」売ること…と書きました。


「早く売る」とは、どういう意味か・・・?

通常、不動産を売る時は、不動産会社の広告などを通じて「マーケット」に出すわけですが、

不動産も商品である以上食品などと同じように、「賞味期限」というものがあります。

不動産を売り出すと、折り込みチラシやインターネット、不動産屋の店頭の広告・・・などで、

購入希望者の目にとまるようになります。

購入を検討している方は、これらの情報を毎週定期的にチェックしています。

ということは、長い期間「マーケット」に出されている物件は、

『売れ残り』物件という、評価をされてしまうのです。


「マーケット」で『売れ残り』の烙印を押されてしまうと、ますます商品価値が下がり、

ついには、『値下げ』をせざるを得ないことになります。


ですから、「早く売る」ことは、とても重要なポイントなのです。


なお、「売り急ぐ」ということは、「早く売る」こととは異なる・・・

というより、むしろ反対の意味です。


「早く売る」ためには、どうしたらよいか・・・については次回に。