前に、不動産会社選定の基準についてお話しましたが、不動産を売る時に最も重要なこ

とは、『良い営業マン』にめぐり合うことです。

これまでお話したことは、自分で調査することのできる方にとっては有意義だと思うので

すが、一般の方にとってはなかなか難しいことばかりだと思います。

そこで、最終的には営業マンに「おまかせ」することが、売主にとって最も負担がかから

ない売却方法ということになります。


では、どんな営業マンを選べばよいのか?

一言でいえば、『誠実な』営業マンです。

そんなこと当たり前! と思われるでしょうが、営業マンは常に売上を上げるために「契約」を

取る…というプレッシャーにさらされているので、ついつい調子のよいことを言ってしまい

がち。しかも、本人は「ウソ」という認識がなく、間違った情報を顧客に与えていることもあ

るのです。

分からない質問をされたり、確認してないことを聞かれたりしたときに「それについては、

もう一度調べた上でご回答します。」
と言えるかどうか…。ここがポイントです。


上司から「早くハンコもらって来い!」と怒鳴られても、きちんと誠実に対応できる営業マ

ンに出会えたら、まず間違いないでしょう。


つづく