ほんとうにしょっちゅうタイトルのような質問をされるので、
ブログに書いちゃえと思いました。

「行政書士って仕事あるの? 食べて行けるの?」
と聞かれたら、私はいつも何て答えようかなあと悩みながらも、
質問者の人柄や属性に合わせて答えています。
「行政書士はめっちゃ仕事あるから大丈夫ですよ。十分食べて行けますよ」
なんて答えはしません。

私の意見ですが「行政書士業務は幅広いです。既存業務だけでなく、あまり開拓されていない業務もたくさんあります。行政書士業務を見つけることが重要です。見つけることができて、それに向かって努力していれば食べていけます。」

私は開業して6年になりますが、正直言って開業前は行政書士業務がこんなにも幅広いとは思っていませんでした。
毎月のように「え??これも行政書士業務なん??知らんかったわ。」というような新規業務の相談や依頼があり、日々勉強です。
新規業務、つまり私が経験したことのない業務については、自分でも勉強すればできる案件については自分で受任して、「ゼッタイ無理!専門性が高すぎる」と思う案件については、その道の専門のほかの行政書士の先生方にお願いします。無理はしません。

行政書士は専門性が低いと思っているひとが多いみたいですが、逆に専門性が高く、その専門性を高めようと努力しているかたが、結果として「食べていける」ような気がします。

行政書士=食べて行けない人 という先入観で話しかけてくる人もいますが、
そんなん気にせず、自分は自分でいいかなと思っています。