青島幸男が亡くなりました。
そのことでふっと思い出したことがあります。
その前に日本経済新聞「春秋」の石原慎太郎と青島幸男の比較が面白かったので、ご覧にならなかった方の為に引用します。
<共通点>「ともに1932年生まれ」「ともに68年の参院選全国区で当選し、政界入りしてタレント議員と呼ばれる」「ともに絵筆を握る。青島は二科展入選」「ともにメガホンをとる。青島の「鐘」はカンヌ映画祭に入選」「ともに作家」「ともに都知事」
<相違点>
「石原・・・芥川賞、青島・・・直木賞」
「青島・・・東京下町生まれ、早稲田の大学院に籍を置きながら療養生活、石原・・・「太陽の季節」の湘南での生活」
「青島・・・二院クラブ、石原・・・自民党で閣僚を二度経験」
このように整理してみると面白いです。

で、「思い出したこと」とは。
今から35〜36年前の私が学生時代のことです。
アルバイトでトラックの運転をしていました。
「丸井」というクレジット専門のデパートがあるのですが、その子会社で東京の渋谷にある「青井運送」で働いていた時のことです。
仕事は「丸井」の商品の配達です。
「丸井」というと、お金持ちはあまり利用しないというイメージがありました。
ところが場所が東京の渋谷ということもあってか、有名人の利用者が少なからずあったのには驚きました。
名誉の為に名前は伏せますが、誰でも知っている有名人の自宅に配達することも度々でした。
ある日、「(タレントの)天地総子に商品をお届けしてくれ」と上司から言われ、彼女の大ファンでしたので喜び勇んで出かけました。
そのころ「青島、フーコの○○(忘れました)」というラジオ番組があり、青島幸男と天地総子のやりとりが実に面白く、いつも運転しながら笑い転げていました。
「フーコ」とは「天地総子」のことです。

「天地総子」の自宅に丸井の家具を配達し、天地総子と「青島幸男」の話題で盛り上がりました。
そしたら天地総子から「丸井に用があるから、会社に帰るなら一緒に乗せて行って」と頼まれました。
こちらとしては、憧れの人とドライブできるのですから「どうぞ、どうぞ」と大喜びです。
でも天地のマネージャーがそれを制し、結局一人で帰社することになりました。
帰り際に、天地総子が「ありがとう」とくしゃくしゃの500円札を握らせてくれました。
それがお金の値打ちの何万倍も嬉しかったのを覚えています。
青島幸男の記事を見て、ふと懐かしく思い出しました。

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