2009年 2月の記事一覧
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(目次)
1.事業承継とは…?
2.経営承継円滑化法の概要
3.相続税・贈与税の納税猶予制度
4.遺留分の特例
5.「最期の一手」事業承継における遺言の重要性
6.当事務所の役割
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.事業承継とは…?
ひとくちに「事業承継」と言っても、これには二つ
の側面があります。
ひとつは「経営の承継」つまり、企業が有する技術や
販売手法などの経営上のノウハウ、あるいは「暖簾」
などを次代の経営者に引き継ぐことです。「ソフト
部分の承継」とも言えるでしょう。
これに対して、自社の株式や事業用不動産・機械
設備などの「資産の承継」は「ハード部分の承継」
と言えるでしょう。そして、これは「相続」という
側面を持つものでもあります。
平成20年10月1日に施行された「経営承継円滑
化法」は、主としてこの企業のハード部分たる「資産
の承継」をスムーズに進めることを狙いとした法律
です。
1.事業承継とは…?
2.経営承継円滑化法の概要
3.相続税・贈与税の納税猶予制度
4.遺留分の特例
5.「最期の一手」事業承継における遺言の重要性
6.当事務所の役割
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1.事業承継とは…?
ひとくちに「事業承継」と言っても、これには二つ
の側面があります。
ひとつは「経営の承継」つまり、企業が有する技術や
販売手法などの経営上のノウハウ、あるいは「暖簾」
などを次代の経営者に引き継ぐことです。「ソフト
部分の承継」とも言えるでしょう。
これに対して、自社の株式や事業用不動産・機械
設備などの「資産の承継」は「ハード部分の承継」
と言えるでしょう。そして、これは「相続」という
側面を持つものでもあります。
平成20年10月1日に施行された「経営承継円滑
化法」は、主としてこの企業のハード部分たる「資産
の承継」をスムーズに進めることを狙いとした法律
です。
2月12日(木)13:30から、逗子市役所5階会議室にて
「相続の基礎知識」というテーマで、公開講座が開催され、
当事務所代表松本も講師を務めました。
はじめに、特定非営利活動法人遺言NPO理事長の近藤
伸一先生の講義があり、松本がその後の質疑応答を
担当しました。
「死因贈与契約をしたが、それでよかったのだろうか?」
「認知症の母の代わりに後見人である子どもが遺産分割をしてもよいのか?」
など、具体的なご質問が多数出され、皆さんよく勉強されて
いらっしゃるなあとの感想を持ちました。
質問者が多く、結局16:00の終了時刻を30分以上も大幅に
超えて対応し、市役所の担当の方も満足されていました。
「相続の基礎知識」というテーマで、公開講座が開催され、
当事務所代表松本も講師を務めました。
はじめに、特定非営利活動法人遺言NPO理事長の近藤
伸一先生の講義があり、松本がその後の質疑応答を
担当しました。
「死因贈与契約をしたが、それでよかったのだろうか?」
「認知症の母の代わりに後見人である子どもが遺産分割をしてもよいのか?」
など、具体的なご質問が多数出され、皆さんよく勉強されて
いらっしゃるなあとの感想を持ちました。
質問者が多く、結局16:00の終了時刻を30分以上も大幅に
超えて対応し、市役所の担当の方も満足されていました。
昨日、かながわ県民センターにおいて
特定非営利活動法人 遺言NPO主催の
「遺言セミナー&相談会」が開催されました。
当事務所代表の松本も認定講師になっている関係で
司会進行を担当しました。
当日は50名近くの方にご参加いただき、みなさん
熱心に耳を傾けられていました。
講師は、遺言NPOの理事長でもある近藤伸一
先生(行政書士・税理士)。業歴45年の経験に
基づいたお話は、わたしたち行政書士が聴いても
とても興味深く参考になるお話でした。
特に、遺言の法定要件ではない『付言』が、
円満な相続実現にとって、大変よく「効く」もので
あるというお話には、みなさん大きくうなづかれて
いました。
『付言』については、このブログでもまた取り上げ
たいと思っています。
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