昨日(7月1日)、国税庁が今年度の路線価を発表しました。

神奈川県内では、再開発がほぼ完了した「たまプラーザ」駅前を除き、

横ばいか、やや下落の場所がほとんどです。全体としては、リーマンショック以降の

地価下落傾向に歯止めがかかったと評価できるようです。

ところで・・・

先日、私が売却コンサルティングを依頼されている土地の売買契約が成立しました。

成約価格は、ほぼ私が査定していた範囲でしたので、売主さんも納得顔で契約書に

サインをされました。

しかし、査定した私としては、ちょっと「意外な」取引でした。

というのは、その物件は一般的な住宅用地なので、買主は当然個人を予想していた

のですが、予期に反して「建売業者」が買付を入れてきたのです。

通常は、一般エンド価格で業者が買っても採算が合わないのですが・・・。

地価の下落が止まってきたことを肌で感じて、これは「買いだ!」と判断したのかも知れません。

う~ん・・・とすると、底値の今が不動産は「買い」かも!!