ピーパッパ

パラッポ。

スキャットマンジョン。

懐かしいですね。

タナカです。

明らかに風邪の症状だった間接の痛みも和らいできました。
ここ最近ブログも仕事に関係のない短い記事だったので、
久々に仕事について書いてみます。

今日は入札参加資格というものについて、書類を作りました。

入札参加資格?
市が市役所の立替工事を発注する場合。どの業者でもその受注競争に参加できるわけではありません。

ウチは工期が短くやりますよー
ウチは金額を安くできますよー

どんなに自社のアピールをしたところで、最低限の条件をクリアしていないことには競争に参加出来ないようになっています。

発注は一般競争入札というもので行なうのが原則です。

置き換えて、昔大流行した○ックリマン・シールに例えてみます。

このシールには、描かれているキャラクターによって希少価値が高いとされるシールが存在していました。運良くそのシールを引き当てた子は皆に自慢します。

「いいだろー」
『いいなー』
「欲しいなら交換してやってもいいぜー」
『やったー』
A『オレ、この普通のシール10枚と交換して欲しい』
B『アタイ、普通のシール5枚とこの滅多に当たらないキャラのシール』
C『じゃあボクは滅多に当たらないキャラのシール2枚』
「うーん、じゃCと交換しよう」
C『ヤッター』

あったなーこんなやりとり(しみじみ)

というようなことも一つの入札(だと思います)。発注者が出す条件に適合した業者に受注させるというやり方が競争入札制度です。

どの業者でも参加できるわけではない、というのは、
公共工事自体、その名のとおり『公共』の工事であり、不特定多数の市民なり県民なりが利用することが前提とされ、ましてや税金が元になっているため、しっかりした工事が出来ることが求められるからです。

事前に、会社の経営状態や技術資格保有者数や営業年数などが審査され、その審査を通って初めて競争入札に参加する資格が与えられます。

当事務所では建設業関係の仕事と関連して、この業務も多く、例年11月から2月頃にこの業務が集中します。軒並みその時期に各市町村等官公庁がこの審査を受け付けるからです。

発注者によっては年中受付をしている場合もあり、今日はそのケースの仕事でした。

競争入札参加資格は工事を行なう建設業者に限らず、コピー機を納品したり、道路の除草作業をしたり、注文の種類に応じた区分で審査が行なわれています。

実績を作りたい、取引先の希望で、支払関係が安心、など、何を以って対公共の仕事を希望するのかは様々ですが、このような手続もあるんですね。

タナカです。