120年前の今日(5月11日)、あの大津事件が起こった日なんだそうです。
大津事件120年記念の企画展が『大津市歴史博物館』で開催中だそうですが、津田巡査がロシアニコライ皇太子に斬りつけたサーベルや、からがら同皇太子の血痕を拭ったときのはんかちなど、生々しい現品も展示してあるとか。私も、以前の企画で観たことがありますが、我が国の司法・行政史に興味のある人は、向学のためにも一度見ておいても損はないと思います。時にこの事件は国家存亡の危機を真剣に論じられたほどの一大事件だっただけに、事の緊迫感が凄く伝わってきます。それにしても、児島惟謙さんていうのは本当に肝のすわったお方だったんですなあ。