日本郵政グループのゆうちょ銀行は3日、新規業務として金融庁長官及び総務大臣に対し、個人に対する資金の貸付け等を内容とする許可申請を行いました。

内容としては大きく分けて、個人向け貸付け、損害保険、法人向け貸付けの業務です。

個人向けに関しては、今まで銀行が敬遠していたアクティブシニア、働く女性、転職者にも貸付けを行うようです。
また、サラリーマン、個人事業主に対しても厳しくない審査で貸付を行うようです。

金融業界からは民業圧迫等の不満が続出しています。

この申請が通過すれば開始時期は2013年4月になり、消費税増税が行われる1年前から業務が始まりますので
住宅ローンの借換え、また新規に住宅ローンをお考えの方は検討してみてはどうでしょうか。

金利等の詳細はまだ明確にはなっていませんが、それなりの金利を打ち出してくると予想されます。

一方で不良債権を増やすだけではないのかという意見も聞かれます。
銀行の住宅ローンは最近少しずつですが厳しくなっています。

この新規業務で個人向け貸付けに一石を投じ新たな方向性が見えてくるかもしれません。