年が明け、交通事故の相談や依頼が多い。世の中これだけ交通事故の件数が多いのだから、当然と言えば当然なのかな?それでも警察庁の発表では去年1年間の交通事故死者数は大幅に減り、6352人とのこと。これだけ少ないのは昭和30年以来51年ぶりだそうだ。福岡での飲酒事故で幼子3人が亡くなった後、
警察は飲酒取締りを強化し、マスコミも飲酒運転撲滅キャンペーンをはったりして世の中全体で飲酒運転を許さない姿勢をとったことが功を奏したんだろうね。

でもそれ以外に死者数減少に貢献してるのが、救命救急医療の進歩だよね。TVでいくつもドラマ化されてるけど、あの医師たちの頑張りには本当に脱帽です。
その一方で助かったけど、脳に重い障害を残してしまう「高次脳機能障害」の人が増加している。見た目は普通だけど、記憶障害が残ったり、暴力的になったり、人格が変わってしまったりと事故前とは明らかに違ってしまう。それでも家族にとっては命が助かる方がいいに決まってる。言いたいのは、見た目が普通でも障害を持った人がいることを知っておいて貰いたいということです。