仕事がはかどる人とかけまして

受験生をもつ親の気持ちと解きます

そのこころは、

どちらもコウリツがいいでしょう

タナカです。

効率が悪いタナカでもあります。

昨日、仕事で行った役所に今日の午前中も行ってきました。
効率というか要領が悪いというか。
証明書の取得だったんですが、直接行ける距離なら郵送請求ではなくその日のうちに直接取得しに行きます。

すぐ欲しいんです。

基本、欲しがり。

午後からは友人と一緒に仕事をしてきました。
その友人は人手が欲しいときにお願いするといつも快く引き受けて力を貸してくれます。
賃金が安くてスイマセン。もっと頑張りますので今後ともよしなに。

その後、当初の予定が変更になり、ご相談いただいた内容証明の作成にとりかかり、現在に至ります。

内容証明とは文字どおり郵送する書面の内容を証明するものです。
郵便局が「いつ」「誰が」「誰に」「どんな内容」の書面を送ったのか証明してくれます。

少々極端ですが、例えば、口頭での貸し借りでAさんがBさんに貸した10万円を請求する場合、普通郵便の書面で請求しても、書面の内容はあくまでもAさんとBさんしか知らないことであり、仮に裁判で争うことになった場合、Bさんは書面を見てない・知らないと開き直る可能性もなきにしもあらず。

請求された額は5万円だった・そもそもそんな貸し借りした覚えがない、なんて水掛け論になることを事前に防ぎます。
なにより強い意志をもって請求しているんだとアピールになりますし、本気なんだとプレッシャーを相手に与える効果があります。

口頭での約束だったため金額自体や返済期日をハッキリと覚えていない場合など、その点を内容証明で特定して郵送します。すると相手から異議がなければそれで確定する、という利用の仕方もあります。証拠保全・強化の意味合いです。

現在ではインターネットから内容証明を作成して相手に送れるという電子内容証明というものがあります。

内容証明は全ての郵便局で扱っている訳ではなく、地域の大きな郵便局でしか扱っていません。郊外の方はこの電子内容証明郵便を利用すると便利かもしれません。

我々のような行政書士が内容証明を扱う場合は、書面にその職業を示した印鑑を押します。
少なくとも相手方には「第三者に相談しているのか。本気なんだな」と示すことができます。

ところが、電子内容証明の場合、この印鑑が押せません。パソコン画面だけで完了しますから押印は不要になるからです。また、書面を内封する封筒も郵便局のものが使われます。

単なる見栄えの問題かもしれませんが、日本人は欧米のサイン(署名)文化と異なり印鑑に対して特別な印象が抱く方が多数ですから、やはり押印があるかないかで、受け取り側の事態の捉え方も異なってくることも。

ですので、当事務所ではこのようなお仕事をさせていただく場合、電子内容証明は利用せずパソコンで作成し、事務所の封筒に入れて郵便局に持参します。

そして郵便局で、

涼みます。

もれなく。

タナカです。