行政書士を開業して何年も経つと、さまざまな相談所にて市民の方からのご相談を受ける機会が多くなってきました。
今年はこれまでに、山元町の法テラス、藤崎の相談所、泉区役所の3箇所で相談員を務めた他、成年後見サポートセンターコスモスで公開講座を行った際に、来場者から相談を受けました。

特に、4月7日に担当した藤崎の相談所では、午後1時から4時までの3時間で6組の方が相談に来られ、たいへんでした。受付を担当された総務省の方も、「こんなに多いのは初めてだ」と言っていました。

相談の内容は、大きく分けて、相続・遺言と離婚の問題が多くありました。
たしかに、ご家族(たいていは父母)が亡くなられると相続の問題が起きますし、相談者の言葉を借りれば「何をどうすればわからない」ということになります。
また、現在結婚された夫婦の10組中4組が離婚するという時代に入ったと言われています。離婚すれば、それに伴い、財産分与や子どもの養育費の問題が発生します。
相続や離婚がスムーズに手続できれば良いのですが、トラブルが生じることも多くあります。

守秘義務がありますので相談された内容を詳らかにすることはできませんが、そうしたトラブルへの対応をアドバイスするのに、1組30分では足りなくなることもあります。

相続の問題に直面された方がインターネットにアクセスできるは、まず参考になるHPで情報を仕入れておくといいかもしれません。

http://www.geocities.jp/isigyou/souzokuyuigon.html