周りの行政書士を見ていると、仕事のために生きているかのよう。
つまり、何事にも余裕がない。

どういうことかというと、仕事が最優先で、人との付き合いやいろんな集まり、楽しみなどなどに顔を出さない。
もしかしたら、行政書士に限らずそう考えてる人が多いのかも。
だから仕事で行き詰ったり、問題を抱え込んで自殺したり・・・

どちらが正解か、価値観の違いだろうけど、私は、生きるために仕事をしている、に過ぎない。
生活の糧を得るためと世間でよく言われる言い方があるけど、それに当てはまる。

だから、その分だけ仕事をしてあとは人生を楽しむ。
たった一回きりの人生だ。
人との付き合いを大事にするし、いろんな集まりにできるだけ顔を出すというか、無理をしてでも顔を出す。
楽しいことはとことんする。

もちろん、行政書士業務だから、生きるためとはいえ、内容は依頼者にとって最善を尽くすし、そういう結果を出している。
行政書士としての仕事そのものについては命がけでするし、誰にも負けないほど集中している。

というわけで、今日ある業務の依頼があり、戸籍を揃えることになった。
ふむふむ、本籍地は伊勢市か。
じゃあ、郵便局で定額小為替を5千円ほど買ってきて、郵送で「そちらにあるだけ遡って交付してください」と一筆添えて請求するか。

ふと考え付いた。
「伊勢?小学校の修学旅行で行ったっきり。約40年ぶりか。よし、ちょうど明日は水曜日。いっちょ、伊勢まで車でひとっ走り行こう。40年前を思い出しながら夫婦岩や内宮・外宮を参拝したり、お土産に赤福餅山盛り買おう。賞味期限偽装の後だから、きっと新鮮だ。道中に松阪市があるから、松坂牛も食べて帰ろう」と。

というわけで、仕事もするけどそれ以上に人生を楽しむために、明日は伊勢にドライブがてら、じかに行ってくるぞっと。

人生をエンジョイしてるけど、そのかわりこんな調子だからお金は出て行く一方ですな。
でもまあ、そうしてみんながお金を使えば経済がまわるんだから、間違ってはいないのだ。