ガイダンスで2003年度の合格率が2、89%と聞いたときは驚きました。だって2002年が約19%、その前が約11%ですよ。いきなり難しくなるなんて・・・ 正直迷いました。行政書士は諦めて、またサラリーマンとして就職先を探そうかと。でも、もう40歳にもなって今さら人に使われるのは嫌だという想いが結局は強く、行政書士試験を受験することに決めました。
土・日に資格予備校で授業を受け、平日の日中は勉強に当て、夜はアルバイトの日々が続きました。
本格的に勉強するのは20数年ぶりなのですが、二つの点で大変でした。一つは法律の勉強の仕方です。スパイラル形式で復習しなくては身に付かないのです。
今日はテキストの1〜10頁、明日は1〜20頁、明後日は1〜30頁といった復習のやり方ですが、日を追うごとに当然辛くなりますからきつかったですよ。
もう一つは若いときと比べて記憶力が鈍ったことです。
個人差はあるでしょうが、これが年をとるという事かとつくづく思い知らされました。しかし、そうは言ってもやるしかなかったのです。