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◆ 本日のおススメは、この本です!

    神田昌典&湯山玲子:著

      『ビジネスの成功はデザインだ』

        発行:マガジンハウス  ¥1,400+税 ◆


◆  著者の神田昌典さんは、
  超有名な経営コンサルタントで、
  株式会社ALMACREATIONSの社主もされています。

   もう1人の著者の湯山玲子さんも、
  有名な著述家、出版・広告ディレクターで、
  (有)ホウ71の代表取締役、
  日本大学藝術学部文藝学科非常勤講師でもあります。


◆ 「目次」は、次のとおりです。

  はじめに  (神田昌典)
        デザインを突破口に、世界へ羽ばたくビジネスを創る

  Chapter 1 (神田昌典)
        裸で語るブランディング講座

  Chapter 2 (湯山玲子)
        このデザインされつくした世界で

  特別対談  (神田昌典 湯山玲子)
        あとがきに代えて


◆ とても印象に残ったお2人の言葉を、いくつかご紹介します。

 <神田昌典さん>

  「ブランド=ファンの数。
   そう考えると、ブランドづくりはもっと自然なプロセスになります。
   ファンが増えたら、自然にブランドになります。
   美しいロゴを創らなくても、
   綺麗な広告を創らなくてもブランドになるのです。」

  「ビジネスの大原則?何だと思います?
   それは、まずキャッシュフロー=お金の流れをつくるということです。
   お金を稼ぐのではありませんよ。
   利益を出すという難しい話でもありません。
   入ってくるお金 > 出ていくお金
   以上です。これができれば、もう困ることはありません。」

 <湯山玲子さん>

  「 今、どんなデザインのあり方が求められているのでしょうか。
    確実に言えることは、デザインの合わせ技、トータル性を持ち得るか?
   ということ。製品から、宣伝、ホームページ、ツイッター、
   セールスプロモーション、ショッピングバッグから店員の服装、対応まで
   一気通貫した一貫性を持っているところが強い。
   もっと言うと、今はネットによって細かい情報が大量に出回っていますから、
   働く人々の環境や意識、それこそ彼らのファッションセンスや言語
   (こうなると社風ですね)までもがそれらのデザインイメージと一枚岩
   ということが望ましい、というところまで来ています。
    これは、ブランディングということに密接に関わってきます。」


◆ この本は、著者それぞれの講演に加筆修正を加えたもので、
 話しコトバ(です・ます調)なので、とても読みやすいです。

  もちろん、中身もたいへん濃く、とても参考になり、
 会社の経営者のかたにも、個人事業主のかたにも、超おススメです。