◆「ノーベル化学賞」受賞者が、「特許」をとらない理由◆
ブログ投稿日時:2010年10月10日日曜日 17時23分49秒
記事投稿者:はしもと行政書士事務所 カテゴリー: General

◆ 2010年度の「ノーベル化学賞」は、
鈴木章先生、根岸英一先生、リチャード・ベック先生、
の3人が共同受賞することに決まりました。
本当に、おめでとうございます!
暗いニュースが多い昨今ですが、
久々に、超明るいニュースで、
私も、たいへん嬉しく思いました。
◆ 鈴木先生や、根岸先生へのインタビューは、
テレビや新聞でたくさん報道されていますが、
私は、とくに、次のことにとても感心しました。
それは、ノーベル賞を受けることになった画期的な技術について、
何と、世界中のどの国においても、「特許」をお取りになっていないことです。
あえて、「特許」を取られていないのは、
世界各国の研究者に自由に使ってほしい、
というお考えからだそうです。
また、根岸先生の
「幅広く応用できるということが、化学の神髄です。」
というお言葉も、たいへん印象的でした。
◆ 「特許」は、あえてお取りにならなかったのですが、その代わりに、
「ノーベル化学賞」という最高に価値のあるものを受賞されたのですね。
重ねて、お祝いを申し上げたいと思います。
「このたびは、本当に、おめでとうございます!」
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Posted by: kaisya2010